内容説明
本書は『生活科の理論』の姉妹編で、生活科の実践的・実際的な側面にかかわる特質を検討している。各地の小学校の授業参観や報告書等から得られる知見と、大学における生活科担当の経験をベースにしながら、討議を重ねた。
目次
第1章 生活科の意義と特質(教員養成科目としての生活科;生活科の基本的な性格と目標 ほか)
第2章 指導計画の作成(指導計画作成の要点;指導計画作成上の配慮事項 ほか)
第3章 年間指導計画の作成と実際(年間指導計画の作成;学習活動の展開―小単元の実践例)
第4章 学習指導の実際的展開(単元「2年生の水ぞくかんをひらこう」の実践;単元「おじいちゃん・おばあちゃんと遊ぼう」(第2学年3クラス合同)の実践 ほか)
第5章 学習の評価の工夫(ポートフォリオ評価としての生活科の評価;評価活動の基本設計 ほか)
著者等紹介
高浦勝義[タカウラカツヨシ]
九州大学大学院博士課程修了。現在、国立教育政策研究所初等中等教育研究部長。1984年、日本デューイ学会研究奨励賞受賞。著書に『生活科の考え方・進め方』黎明書房、1989年。『生活科における評価の考え方・進め方』黎明書房、1991年。『綜合学習の理論』(編著)黎明書房、1997年。『綜合学習の理論・実践・評価』黎明書房、1998年。『ポートフォリオ評価法入門』明治図書、2000年。『生活科の理論』(共著)黎明書房、2001年、他多数
佐々井利夫[ササイトシオ]
早稲田大学大学院博士課程満期退学。現在、明星大学人文学部心理・教育学科教授。1984年、日本デューイ学会研究奨励賞受賞。著書に『増補道徳教育の研究』(共著)明星大学出版、1996年。『特別活動研究』(共著)明星大学出版、1997年。『生活科の理論』(共著)黎明書房、2001年、他
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