感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みゃーこ
97
このぐらいの年ってホント色々悩みを抱えていて大変な時期だったな~。子どもは大人以上に大変なんだ。だから子どもに希望を与えたり、生きて行くことに価値があるという夢を持たせてやるのは大人たちの役割であり責任だったんだなあ…と重松さんの考え方を読んでいると思う。悩みじたい悪いことでも何でもなくて答えもないのかもしれない。でも一緒に考えて行こうよっていうスタンスを大人は持っていなくちゃいけないなと思った。世の中に余裕がなくなって、手本になれるオトナが減ったことは子供たちが夢を持てなくさせている一因かもしれない。2013/03/22
ぶんこ
27
よく、これだけ誠実に答えられるなぁと、感心しました。 自分が悩んでいた若い頃を思い出しました。 私だったら、大丈夫だよとしか言えないだろうな。 2014/06/26
april-cat
9
こういう大人が書いた子どものたちへの指南書?悩み相談?って、子どもが書かれたことを受入れられるか、キョヒるか、そこにかかってると思います。個人的には重松さんの本はあまり好きではないのですが、YA世代の心にはなじみやすいように見受けます。2013/02/11
ヒラP@ehon.gohon
6
この本では、少年少女の様々な人生相談を重松さんが回答しています。 大人になるとなんということのない問題も、少年たちには重大な問題です。 重松さんは大人の側から見下ろすのではなく、質問者と同じ場所に立って本心で答えています。 相談ごとについては、応える人間でまちまちな助言になっていくのでしょう。 重松さんの答えがすべてナットクできるわけではないのですが、重松さんの回答者としての姿勢は素晴らしいと思いました。2011/12/03
柚香
6
小学生高学年~中学生くらいのコたち向けに書かれてるこのシリーズ 好きなんだよね 難しい話も砕いてかいてあるから難しい話が苦手なアタシも読みやすい こういう悩みには答えとか正解とかないから難しいけど 同じ悩みを持ったコたちが 少しでも安心できるといいですね2013/03/30