出版社内容情報
理論社刊『まど・みちお全詩集』から選んだまど・みちおの傑作詩集。低中学年向きは、1「ぞうさん」「1ねんせいになったら」等の童謡。2「ことばあそび」、3「自然の詩」など。 小学校低学年~小学校中学年
内容説明
『まど・みちお全詩集』から生まれた新しい詩集。
目次
1 うたううた(ふしぎなポケット;アリくん;くまさん ほか)
2 ことばのさんぽ(おならはえらい;くち;うそ ほか)
3 やさしい景色(おかあさん;てんぷらぴりぴり;おとうさん ほか)
著者等紹介
まどみちお[マドミチオ]
本名・石田道雄。1909年、山口県に生まれる。戦前、台湾総督府につとめながら雑誌に投稿して北原白秋に詩・童謡を学ぶ。戦後約10年間、幼児雑誌の編集に携わる。以後詩作に専念する。数々の文学賞・出版文化賞を受賞し、1994年、全業績に対し国際アンデルセン賞作家賞が贈られる
村上康成[ムラカミヤスナリ]
1955年、岐阜県に生まれる。創作絵本、ワイルド・ライフ・アート、オリジナルグッズ等、独自の世界を展開。1986年、88年、89年、ボローニャ国際児童図書展グラフィック賞。1991年、BIB世界絵本原画展ビエンナーレ金牌賞を受賞。作品に塩野米松文『なつのいけ』(日本絵本大賞、ひかりのくに)など多数がある
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感想・レビュー
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千穂
29
ぞうさんは有名だが、まどみちおさん作詞の童謡いろいろあるんだなぁと今更ながら感心した。うさぎにうまれてうれしいうさぎ…うさぎというタイトルのこの詩にもメロディがあるとは知りませんでした。言葉遊びの詩も楽しい。お口の体操になりそう。2018/01/22
マツユキ
8
『サッちゃん』の次は『ぞうさん』。 『ぞうさん』以外にも『ふしぎな ポケット』『ドロップスの うた』『やぎさん ゆうびん』『一ねんせいに なったら』と、大変お世話になりました。聴いたことがない曲も可愛く、楽しい。『ジャングルジムの うた』好きだな。 童謡以外もたくさん収録されています。読んでいて、肯定されているな、という印象を受けました。こんなものまで!と思うのも。植物を題材にした詩と、『くち』『うそ』『いわずに おれなくなる』など、言葉を題材にした詩が印象に残りました。2020/09/05