内容説明
子どもと大人と動物たちがくりひろげるヘンテコ幼稚園のおかしな日々。小学校中学年から。
著者等紹介
花形みつる[ハナガタミツル]
1953年神奈川県生まれ。『ゴジラが出そうな夕焼けだった』(河出書房新社)で鮮烈にデビュー。『ドラゴンといっしょ』(河出書房新社)で野間児童文芸新人賞、『サイテーなあいつ』(講談社)で新美南吉児童文学賞と産経児童出版文化賞推薦、『ぎりぎりトライアングル』(講談社)で日本児童文学者協会賞と野間児童文芸賞を受賞
さげさかのりこ[サゲサカノリコ]
1963年静岡県生まれ。筑波大学芸術専門学群卒業。イラストレーター。季刊誌「考える人」(新潮社)ではエッセイも執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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如月小町
5
心を温めたくてこの本を読んでみました。笑えたし、ほっこりしたし、楽しかった。きっと椿先生は、ヤンキーの時でも良い人だったんだろうな。こういう自然豊かな幼稚園で子供を育てたかった。この作家の「アート少女」が好きだったから、この本を選んだけど正解でした。2014/03/10
かな
4
現代版「いやいやえん」!?と思いきや。元ヤンの椿先生を始め、先輩の南天先生も子どもたちも、キャラがたってて、おもしろかったー!子どもたちと、同じ目線の椿先生。こんな幼稚園だと、楽しいだろうな。でも、おもしろいだけじゃなくって、ぐっとくる話も。誰かが書いてましたが、私も「ダンゴ名人」に感動・・・!教師冥利に尽きるね。2012/06/22
すずえり
4
ほんわかとした気持ちにさせてくれる。椿先生を中心に幼稚園の1年間の短編集。2009/03/21
にま
4
元ヤンの椿先生と大ベテランの南天先生の好対照な二人もさることながら、出てくる子どもたちや生きものがとても生き生きとしていて楽しかったです。椿先生みたいな保育士さんがいたら面白いのに・・。2009/03/12
ようこ
4
穏やか?で楽しい幼稚園の一年間が短編でつづられている物語。尾張のほうに近づくにつれて子どもたちと離れたくない椿先生の気持ちになってしんみりしてしまいました。2009/02/14