内容説明
特に資格は必要ありません。魔法つかいはやたらと気がみじかいけど、おまじないつかいはゆっくりじっくり願い事を育てます。『天使のかいかた』につつぐなかがわちひろのすてきな童話。
著者等紹介
なかがわちひろ[ナカガワチヒロ]
本名、中川千尋。1958年生まれ。翻訳家として『ふしぎをのせたアリエル号』(徳間書店)などがある。『天使のかいかた』(理論社)で第9回日本絵本賞読者賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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chiaki
32
おまじない♡女子はみんな好きだよね!誰かのために願うことや、こうありたいと願うことは、おまじないの言葉にのせて力になる。それはまるで言葉のお守り。「いたいのいたいのとんでいけ~!」って、誰かに言ってもらうだけで、傷の傷みは和らぐものだよね。そんなハッピーが広がるおまじない、素敵だな。娘の様子をそっと見守るお母さんが温かい。2020/08/02
葵@晴読雨読
19
【図書館】主人公の女の子のおかあさんはおまじないつかい。いろいろな事にたいしておまじないをかけるおかあさん。ただおまじないをかけるだけじゃなくて、自分で努力する事もさらっと書いているところがいい。2015/02/11
あーさん☆GWは墓参りをハシゴしました。暑くてバテました。
15
色々なおまじない。2017/11/23
みっちぃ
13
日本語には古くから「言霊」というのがあって、言葉の一つ一つに《願い》が込められている。普段何気なく使っている言葉も、おまじない的意味が含まれていて、やはり日本語って素敵だなぁと思った。地元の方言にもおまじないがあるんだけど、昨今の若いお母さん達は口にしなくなったなぁと、寂しさも感じた。2015/10/01
かいゆう
13
娘の借りてきた本。めっちゃかわいい本でした♪ゆらちゃんのお母さんのするおまじないがとってもステキ。そして笑える!おまじないつかいになるために修行を始めるゆらちゃんの、おまじないの言葉がかわいい。数々の修行を通して、お母さんからゆらちゃんへとても大事なことが伝えられていく。伝えられるというより、自然に気付いていく。最後、担任の先生に元気な赤ちゃんを生んで欲しいと、クラス皆で願いを込めたおまじないは、本当に素敵で心が温かくなりました♪2013/03/23
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