家からみる江戸大名<br> 南部家―盛岡藩

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家からみる江戸大名
南部家―盛岡藩

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  • サイズ A5判/ページ数 216p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784642068789
  • NDC分類 288.3
  • Cコード C1321

出版社内容情報

盛岡藩主・南部家は、江戸への傾倒から「国風」の重視、その後、他者の視線への意識から、江戸文化の受容へと価値観を転換していった。社会の変化の中で「家」のあり方を模索し続けた、大名家の江戸時代を描き出す。

内容説明

盛岡藩主・南部家は、江戸への傾倒から「国風」の重視、その後、他者の視線への意識から、江戸文化の受容へと価値観を転換していった。社会の変化の中で「家」のあり方を模索し続けた、大名家の江戸時代を描き出す。

目次

プロローグ 北奥の領主南部信直の「日本」との出会い
1 藩主・家老として生きる―中世の領主から近世の藩主・家老へ
2 暴君重直による新参家臣の召抱えと南部騒動―「家中」の形成と「御家」の存続危機
3 殉死と剃髪―藩主個人への忠義、「御家」への忠義
4 南部家の結婚と離婚―離婚と再婚、夫との死別を経験した南部幕の一生
5 「田舎者」と「笑われ」ても構わない―南部家の歴史を重んじる
6 「笑われない」南部家に―「外聞」を気にする藩主たち
7 国持大名にふさわしい南部家へ―将軍に自分を重ねあわせる利済
エピローグ 幕末の混乱と盛岡藩南部家の終焉

著者等紹介

兼平賢治[カネヒラケンジ]
1977年、岩手県に生まれる。現在、東海大学文学部准教授、博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

13
盛岡藩主としての南部家の通史。失礼ながら一揆や飢饉で悲惨という印象しかない藩で、これという特徴があるのだろうかと読んだのだが、結構面白い内容だった。藩主直裁の時期、家老による藩政の安定期、そして蝦夷地警備などで家の序列が上がり、大国意識を持った時期と、それぞれの画期に相応しい藩主を取り上げている。3代重直、13代利済といった「暗君」「暴君」とされた当主も深掘りしてみると、固有の事情が透けて見えて興味深い。とくに利済は真面目な小人が、真面目が故に恐怖政治に走る典型例のよう。とかく人の上に立つには器量がいる。2023/11/21

takao

3
ふむ2024/07/04

左近

2
親の出身地で子供の頃から何度も訪れていたのと、先祖が盛岡藩士、正確に言うなら南部家中だったことがあいまって、岩手県は自分にとって、実際に生まれ育った土地よりも「故郷」という意識が強い。甲斐源氏である加賀美氏の支流に当たる南部氏の奥州入りは、伝承で語られる鎌倉初期ではなく建武政権期ではないか、という指摘をした後、近世大名としての南部氏歴代を記述。江戸時代、岩手県南部が伊達領だったのは知っていたけど、青森県東部が南部領だった事実は、あまり意識していなかったなぁ。というか、そもそもの拠点が八戸や三戸だったのか。2023/11/20

Go Extreme

1
北奥の領主南部信直の「日本」との出会い 藩主・家老として生きる―中世の領主から近世の藩主・家老へ 暴君重直による新参家臣の召抱えと南部騒動―「家中」の形成と「御家」の存続危機 殉死と剃髪―藩主個人への忠義、「御家」への忠義 南部家の結婚と離婚―離婚と再婚、夫との死別を経験した南部幕の一生 「田舎者」と「笑われ」ても構わない―南部家の歴史を重んじる 「笑われない」南部家に―「外聞」を気にする藩主たち 国持大名にふさわしい南部家へ―将軍に自分を重ねあわせる利済 幕末の混乱と盛岡藩南部家の終焉2024/09/29

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