伊達氏と戦国争乱

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伊達氏と戦国争乱

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  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784642064958
  • NDC分類 212
  • Cコード C1321

出版社内容情報

戦国期の東北は一時の停戦・和睦を除き、常に戦争が繰り広げられていた。伊達氏の登場から奥羽仕置まで、陸奥・出羽の大名・領主らの動向と各地の争乱を描き、その居城や領地、民衆の生活まで東北の戦国社会が甦る。

遠藤 ゆり子[エンドウ ユリコ]
著・文・その他

内容説明

戦国期の東北は一時の停戦・和睦を除き、常に戦争が繰り広げられていた。伊達氏の登場から奥羽仕置まで、陸奥・出羽の大名・領主らの動向と各地の争乱を描き、その居城や領地、民衆の生活まで東北の戦国社会が甦る。

目次

序 戦国時代の東北
1 伊達氏、戦国大名へ
2 南奥の国衆と佐竹氏
3 大崎氏と近隣国衆
4 最上氏と出羽の領主
5 北奥の戦国争乱
6 中世城郭群
7 戦国期奥羽の宗教と文化
8 戦国の村町
9 東北と統一権力

著者等紹介

遠藤ゆり子[エンドウユリコ]
1970年山形県に生まれる。2005年立教大学大学院文学研究科博士課程後期課程修了。弘前学院大学社会福祉学部専任講師を経て、淑徳大学人文学部准教授博士(文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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ほうすう

13
おおむね天文の乱の時期から秀吉による奥州仕置きまで、戦国時代の東北を描く。伊達氏天文の乱について詳しく知りたかったが比較的その時期はあっさりな印象。概略を述べているにとどまっているがそれでも多数の中小勢力が登場し入り乱れての戦乱は把握が難しい。南奥・中奥・羽州・北奥など地方別に解説されていたが秀吉の登場がそれぞれの地方でここで時間切れですみたいな感覚を受けてしまった。 2023/02/25

keint

7
伊達氏というタイトルではあるが、戦国時代の東北(奥羽)の戦国大名や国衆の動向を入念に取り上げている。 東北の戦国大名や国衆の特徴が、多数の勢力と交戦しながら、一方で第三者として他の勢力同士の争いを仲介・調停しているところにあるということを知れた。 また、中世後期における東北の仏教事情や城郭、町村の動きなどについても解説されており、参考になる面が多々あった。2020/06/12

MNK2

2
伊達氏を中心とする奥羽の諸勢力の争う状況が読み取れてためになった。2017/12/24

MUNEKAZ

2
伊達氏を中心に、戦国時代の東北について述べた論集。大崎氏や葛西氏、田村氏など、なかなか取り上げられることの少ない小大名の動きについても触れているのが良かった。個人的には相馬氏・蘆名氏についての記述が少ないのが残念。2016/03/12

onepei

1
伊達氏が人材に恵まれたのか。2016/02/23

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