出版社内容情報
★大好評 緊急重版決定!
内容説明
長屋王、菅原道真、崇徳院…。非業の死を遂げ、祟りや災いを起こした怨霊は、為政者により丁寧に祀られた。虚実とりまぜて論じられがちな怨霊の創出と鎮魂の実態を実際の史料に基づいて辿り、怨霊を時代の中に位置づける。
目次
怨霊とは何か―プロローグ
怨霊の「誕生」と初期の怨霊
怨霊の大衆化
跋扈する怨霊
怨霊の「終焉」
怨霊を通して見えるもの―エピローグ
著者等紹介
山田雄司[ヤマダユウジ]
1967年、静岡県に生まれる。1991年、京都大学文学部史学科卒業。1998年、筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科史学専攻(日本文化研究学際カリキュラム)修了、博士(学術)。三重大学人文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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