歴史文化ライブラリー
落語の博物誌―江戸の文化を読む

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  • サイズ B6判/ページ数 184p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784642055710
  • NDC分類 702.15
  • Cコード C0320

内容説明

落語の演出に欠かせない言葉の中から、忘れかけた文化を再発見。十六題の噺に耳を傾け、話芸の中に語られる文物たちの素姓や生い立ちを軽快な筆致で紹介する。落語を楽しみ、落語に学ぶ、ユニークな江戸文化入門書。

目次

落語の中の彫刻・工芸(「金明竹」―難解タームてんこ盛りの前座噺;「竹の水仙」「三井の大黒」「ねずみ」―名工左甚五郎伝 ほか)
落語の中の絵画(「雁風呂」―土佐光信の屏風;「応挙の幽霊」―幽霊画といえばなぜ応挙 ほか)
落語の中の浮世絵版画(浮世絵版画と落語―落語に登場する江戸の庶民絵画;「幾代餅」 ほか)
落語の中の渡来文物(「らくだ」―名前の由来は渡来動物;「双蝶々」―猿手金唐革の紙入れとは)

著者等紹介

岩崎均史[イワサキヒトシ]
1953年、北海道に生まれる。1976年、国学院大学文学部史学科卒業。現在、たばこと塩の博物館主任学芸員、成城大学文芸学部非常勤講師、国立歴史民俗博物館客員教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

浮鴉

1
「金明竹」に出てくる工芸品や、絵画、浮世絵版画たちと、様々なモノから落語に出てくる人々の文化を語っている。その落語ができた当初には、自然に理解されていた事柄も、時を経て説明が必要となってきた。2014/10/21

botan

0
金明竹の早口台詞に出てくる様々な工芸品の解説など、落語の噺の細部に踏み込んだテーマが面白い。今度落語を聴く時に、ちょっと意識しながら聴いてみたい。2013/09/22

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