出版社内容情報
江戸後期の幕臣。名奉行遠山金四郎景元の父。目付・長崎奉行・勘定奉行などを歴任。その間、蝦夷地直轄や、ロシア使節レザノフの長崎退去、朝鮮通信使の易地聘礼の実現、異国船打払令など、転換期の対外政策を最前線で担った。豊かな教養と人間味の溢れた、有能だが遅咲きだった生涯を紀行文や日記をもとに辿り、対外関係史と重ねつつ実像に迫る。
内容説明
江戸後期の幕臣。名奉行遠山金四郎景元の父。目付・長崎奉行・勘定奉行などを歴任。その間、蝦夷地直轄や、ロシア使節レザノフの長崎退去、朝鮮通信使の易地聘礼の実現、異国船打払令など、転換期の対外政策を最前線で担った。豊かな教養と人間味の溢れた、有能だが遅咲きだった生涯を紀行文や日記をもとに辿り、対外関係史と重ねつつ実像に迫る。
目次
生い立ちと家族
学問吟味に首席合格
第一回蝦夷地出張
レザノフ長崎来航
第二回蝦夷地出張
第三回蝦夷地出張
朝鮮通信使易地来聘御用
目付時代
長崎奉行時代
作事奉行時代〔ほか〕
著者等紹介
藤田覚[フジタサトル]
1946年長野県生まれ。現在、東京大学名誉教授、文学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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