内容説明
新国家建設と近代外交の確立に全生涯を賭けた外務卿寺島宗則の本格的評伝。蘭学者から一転して、新政府の外交指導者となった寺島の思想と行動を新史料を駆使して丹念に跡付ける。欧米に対する自主外交、東アジアに対する条理外交という新たな視点から寺島外交を再評価。さらに伊藤博文との政治的競合・対立にも新解釈を加え、新しい寺島像を描く。
目次
第1 蘭学修業
第2 西洋を知る
第3 維新変革の構図
第4 近代外交の確立
第5 自主外交の展開
第6 政治の季節
第7 憂国の人
新国家建設と近代外交の確立に全生涯を賭けた外務卿寺島宗則の本格的評伝。蘭学者から一転して、新政府の外交指導者となった寺島の思想と行動を新史料を駆使して丹念に跡付ける。欧米に対する自主外交、東アジアに対する条理外交という新たな視点から寺島外交を再評価。さらに伊藤博文との政治的競合・対立にも新解釈を加え、新しい寺島像を描く。
第1 蘭学修業
第2 西洋を知る
第3 維新変革の構図
第4 近代外交の確立
第5 自主外交の展開
第6 政治の季節
第7 憂国の人