内容説明
本書は、芸術と科学という二面から、恐竜などの絶滅した動物を見つめるものです。これまで恐竜の像というものが、絵画や彫刻などによって復元されてきました。絶滅した動物たちは、ミステリアス性に満ちあふれ、科学者のみならず芸術家も魅了しています。芸術作品としては、純粋にアートとして復元したものや、科学的根拠をもとにして復元したものがあり、どちらも作品としては価値のあるものです。今回この本で紹介する芸術作品は、純粋にアートとしての要素だけではなく、科学的根拠を最大限に取り入れ、絶滅していなくなった動物たちを再現している、芸術でもあり科学でもある作品ばかりです。科学的根拠に忠実でありながら、その中でも美しく躍動感のある「恐竜時代」を再現したものです。
目次
ジュラ紀の風景
白亜紀の海辺の風景
アラスカの恐竜
テキサスの恐竜
ニューメキシコ―絶滅
Jane
ランフォリンクス
サルコスクスの誕生
サハラステガ
ヘレラサウルス〔ほか〕
著者等紹介
小林快次[コバヤシヨシツグ]
北海道大学総合博物館
平山廉[ヒラヤマレン]
早稲田大学国際教養学部
真鍋真[マナベマコト]
国立科学博物館(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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