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国学思想の史的研究

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  • サイズ A5判/ページ数 237,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784642033749
  • NDC分類 121.52
  • Cコード C3021

出版社内容情報

国学とは、江戸時代のおもに民間人が唱えた日本文化の独自性の主張であり、それを支える日本人の心を探求する精神運動として展開した。そして死後の霊魂の活動までも包括的に捉えようとする思想である。賀茂真淵・本居宣長・富士谷御杖・平田篤胤・色川三中など、代表的な国学者の思想を、歴史学の立場から読み解き、その本質を明らかにする。

〈主な目次〉序論―国学思想理解の観点/Ⅰ=賀茂真渕の思想―その「国のてふり」論を中心に/Ⅱ=本居宣長における死生観と「家」意識/Ⅲ=富士谷御杖の思想/Ⅳ=平田篤胤における宇宙論と幽冥観―『霊能真柱』を中心として/Ⅴ=六人部是香の顕幽論とその意義―主著『顕幽順考論』の世界/Ⅵ=色川三中の生活と思想/Ⅶ=鶴峯戊申の思想と学問―その開国論を中心として/Ⅷ=水戸藩における国学者の立場―西野宣明の場合

内容説明

国学とは、日本文化の独自性の主張であり、それを支える日本人の心を探究する精神運動として展開した。賀茂真淵・本居宣長・富士谷御杖・平田篤胤などの国学思想を、歴史学の立場から読み解き、その本質を解明する。

目次

序論 国学思想理解の観点
第1章 賀茂真淵の思想―その「国の手ふり」論を中心に
第2章 本居宣長における死生観と「家」意識
第3章 富士谷御杖の思想
第4章 平田篤胤における宇宙論と幽冥観―『霊能真柱』を中心として
第5章 六人部是香の顕幽論とその意義―主著『顕幽順考論』の世界
第6章 色川三中の生活と思想
第7章 鶴峯戊申の思想と学問―その開国論を中心として
第8章 水戸藩における国学者の立場―西野宣明の場合

著者等紹介

鈴木暎一[スズキエイイチ]
1939年茨城県生まれ。1961年茨城大学教育学部卒業。1963年東京大学大学院人文科学研究科国史学専門課程修士課程修了。現在、茨城大学教育学部教授、文学博士
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