内容説明
室町期、山陰を中心に勢力を拡大した有力守護山名氏。その政治動向、一族の都鄙間分業と連携、権力構造の変容などを考察し、実態を解き明かす。将軍との関係性や、在京勢力の被官化、赤松氏旧分国をめぐる惣領家と庶子家・被官の結束と分裂などを題材に、明徳の乱から応仁・文明の乱、そして明応の政変に至る室町期の政治史を捉え直す意欲作。
目次
序章 室町期政治史研究と山名氏
第一部 室町期政治史と山名氏の動向(明徳の乱と山名氏;足利義教政権と石見守護山名氏;山名教豊・是豊兄弟の政治的位置)
第二部 京都社会と山名一族・被官(南北朝・室町期の山名氏と被官山口氏;石見守護山名氏の権力構造とその変遷;備後金沢氏の素性について;山名一族の連歌と人的ネットワーク―「和泉守清舎」考)
第三部 応仁・文明の乱以後の山名氏と都鄙の政治情勢(応仁・文明の乱と山名氏;応仁・文明の乱後の山名氏と室町幕府;因幡守護山名豊時・豊重父子と室町幕府;応仁・文明の乱後における石見守護山名氏の動向)
終章 本書の総括と展望
著者等紹介
伊藤大貴[イトウダイキ]
1991年鳥取県生まれ。現在、大阪大谷大学文学部歴史文化学科専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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