内容説明
大規模な開発が進んだ江戸時代。鉱山開発と資源枯渇、津波など自然災害の恐怖、出産や医療、里山利用と動植物の生態、各地の名産品、農業と害虫などから、人々がどのように自然と向き合ってきたのかを解明する。
目次
人々の営みと近世の自然―総論
1 大地と社会(人と自然の近世;鉱山の恵み;津波の記憶)
2 ヒトと動植物の生態(近世人のライフコース;南部馬にみる近世馬の一生;里山利用と獣害)
3 自然との「共生」(新田開発と近世型生態系;藩の産物調査と土産・名物・献上;江戸農書にみる「合わせ」の農法;山岳信仰と登拝)
著者等紹介
水本邦彦[ミズモトクニヒコ]
1946年、群馬県に生まれる。1975年、京都大学大学院文学研究科博士課程修了。現在、長浜バイオ大学教授、京都府立大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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