目次
第1章 津田梅子とその時代―女子高等教育発展との関わりを中心として
第2章 津田梅子と女性の高等教育第一世代たち―19世紀末のアメリカ合衆国における女性の高等教育支援運動
第3章 アリス・ベーコンと大山捨松―梅子を支援したベーコン家の“娘”たち
第4章 瓜生繁子―青春を共有した友として
第5章 M.ケアリ・トマス―傑出したアメリカ女性と梅子の接点
第6章 アナ・コープ・ハーツホン―梅子と塾の娘たちのために捧げた一生
第7章 津田梅子と新渡戸稲造―女子教育における二人のパイオニア
第8章 メアリ・H.モリス奨学金―日本の女性に梅子と同じ機会を
第9章 キャロライン・マクドナルドのキリスト教―塾で教えた「ソーシャル・フェミニスト」
第10章 安孫子余奈子―関東大震災後の塾再建に注いだ情熱
第11章 星野あい―嵐の中の30年
著者等紹介
高橋裕子[タカハシユウコ]
津田塾大学学芸学部助教授。主著に「『ヴィクトリア時代の家庭』と最初の女子留学生―津田梅子のランマン家受入れの経緯を中心に」『津田塾大学紀要』第30号、1998年。「駐米時代における森有礼と女子教育観―津田梅子ら女子留学生との接点から」『史境』(歴史人類学会)第34号、1997年
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