新書館ディアプラス文庫<br> オールトの雲

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新書館ディアプラス文庫
オールトの雲

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  • サイズ 文庫判/ページ数 231p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784403522086
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

お姫様のような母親と一緒に太陽の前に現れた小さな王様―それが、流星だった。外国の血を引く繊細に整った容貌と、誇り高くまっすぐで、嘘やごまかしのない性格。そのせいで周囲から浮く彼をほうっておけず、いつだって側にいた。けれど、部活の合宿先で偶然会った流星は、太陽が知らない顔をしていて…。闇夜に迷う心を照らす、一等星の恋。その後の二人を描いた書き下ろし「真夜中の虹」も収録。

著者等紹介

一穂ミチ[イチホミチ]
1月生まれ。2007年小説ディアプラス・ナツ号掲載の「雪よ林檎の香のごとく」でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

77
初読。幼なじみの二人がお互いの大切さに気づく。別れのあとの、再会を願う心。2009/03/10

せ〜ちゃん

40
★★★★2015/06/16

Melon Matsuda

34
これのスピンオフを読もうと思ってるので再読。当時も泣けて、今でもミチさんで二番目に好きな名作だけど、改めて読んだら、もう最初っから泣けて号泣だった! 読んでて泣ける文章なんだよね~、なんか、ミチさんって☆ 年取ったら涙もろくなるっていうけど、自分がどんどん涙もろくなってることに一番びっくりしたΣ( ̄□ ̄)! 反対に現実で悲しいことがおこってもあまり泣きたい気分にはならなくなってるんだけどねぇ~、これが大人というものか?2013/05/06

SoRa@脱☆積読本

34
幼馴染みの流星と太陽。この二人の名前がまず好き。読み終わってから、思わず空を見上げたくなりました。 一穂さんの作品は本当に好き過ぎて、感想に何て書いたらいいのか分からない(笑)。 いいところばかりではないけれど確かな家族の温かさがすごく感じられる。 『ハートの問題』でも感じたこの雰囲気がきっと私は好きなんだと思う。 流星と太陽の関係に終始ドキドキしてました。「神様が同情してるのかな」の件がなぜか一番印象に残ってるけど、再読したらまた変わるのかもしれない。2012/01/17

とらこ

29
優しい人ばかりで泣けた。一途に想うことって本当にあるのだろうか。自分本位じゃなくて相手を重んばかって、離れたくないけど離れる決断なんてできるかな。小さいときから一緒だからなんでも分かる幼なじみの本心を代弁してあげるシーンにグッときて泣いた。ルール違反だけどちゅうの時に目を開けて見つめるとか可愛いエピソードにキュンとした。その後の話が読みたいなぁ。2015/07/19

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