内容説明
「老い」の心と向きあう前に。目に見えない心の障害を抱える高齢者とその家族を支えるには、「やさしさ」や「情熱」だけでは足りない。心理学・医学の知見を紹介。アセスメントツールを豊富に収載しました。高齢者の支援に携わる人のための、確かな「技術」を育てる書。
目次
第1章 人が老いるとは(人が老いるとは;老いの心理的問題―老いの心 ほか)
第2章 高齢者の心理アセスメント(心理アセスメント;高齢者の認知機能とアセスメント ほか)
第3章 高齢者の心理療法(高齢者の心理療法の基本姿勢;高齢者に対するさまざまな心理療法 ほか)
第4章 病初期のアルツハイマー病に対する認知リハビリテーション(認知リハビリテーションとは;アルツハイマー病を対象とした認知リハビリテーションの目的 ほか)
第5章 老年期心理臨床のために知っておくと便利な老年医学(生物学的老化とは何か;老化を促進する因子 ほか)
著者等紹介
黒川由紀子[クロカワユキコ]
東京大学教育学部卒業、上智大学大学院文学研究科博士課程満期退学。上智大学総合人間科学部教授、慶成会老年学研究所所長(博士(保健学)、臨床心理士)。専門は臨床心理学、老年心理学
斎藤正彦[サイトウマサヒコ]
東京大学医学部卒業。現在、よみうりランド慶友病院副院長(医学博士、精神保健指定医)。専門は精神障害に関する法制度・行政政策、老年期痴呆ケアのサポートシステム
松田修[マツダオサム]
新潟大学教育学部卒業、東京大学大学院医学系研究科博士課程修了。東京学芸大学教育学部助教授(博士(保健学)、臨床心理士)。専門は臨床心理学、老年心理学、精神保健学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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