内容説明
バブル崩壊以降、コーポレート・ガバナンス(会社統治)制度改革が実施されてきた。しかし、それらは必ずしも期待された効果を発揮できず、多くの問題点も露呈している…。株式会社の本質にまで立ち返り、深く広い視野で、改めて日本企業の統治制度のあるべき姿を考える。
目次
経営学から論ずるコーポレート・ガバナンス論/会社統治論
株式会社と会社統治論
株式会社の仕組みと会社統治
アングロサクソン型の会社統治―米国を中心に
ライン型の会社統治―日本を中心に
日本の会社統治の過去
日本の会社統治の現在―日本が間違った時代
コーポレート・ガバナンスと資本コスト
コーポレート・ガバナンスと事業投資
コーポレート・ガバナンスと資本政策
日本企業の会社統治のもう1つの姿―プレイヤーとしての従業員、親会社
内部統制と会社統治
感想・レビュー
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