出版社内容情報
先進諸国の中で最悪の状態にあるわが国の財政赤字問題に対し,いかに対応するべきか。具体的施策,実施のタイミング,実体経済との関連などにさまざまな議論がある中で,財政健全化のための主要な問題点を整理し,経済理論から検討して政策への手がかりを提供する。
目次
第1部 総 論
序 章=中央大学・貝塚啓明
第1章 1990年代の財政赤字=貝塚啓明
第2部 財政再建とマクロ経済
第2章 財政政策の効果=上智大学・中里透
第3章 財政面から見たデフレの弊害=財務省・法専充男
第4章 国債発行残高急増と金利リスク=一橋大学・齋藤誠/上智大学・竹田陽介
第5章 財政再建と望ましいポリシーミックスのあり方=一橋大学・岩本康志
第6章 財政赤字の評価指標=千葉大学・畑農鋭矢
第3部 財政再建の手法
第7章 歳出削減・増税の組合せと実施のタイミング=東京大学・井堀利宏
第8章 財政改革とNPM=国立学校財務センター・山本清
第9章 地方における財政再建の行方=慶應義塾大学・土居丈朗
第10章 諸外国における財政再建成功例の要因分析=財務総合政策研究所・葛見雅之/同・牛窪賢一
内容説明
先進諸国の中で最悪の状態にあるわが国の財政赤字問題に、いかに対応するべきか。具体的施策・実施のタイミング、実体経済との関連など、財政健全化のための主要な問題点を整理し、経済理論から検討して政策への手がかりを提供する。
目次
第1部 総論(1990年代の財政赤字―日本を中心に)
第2部 財政再建とマクロ経済(財政政策の効果;財政面からみたデフレの弊害 ほか)
第3部 財政再建の手法(歳出削減・増税の組合せと実施のタイミング;財政改革とNPM―財政再建への適用と課題)
第4部 地方と諸外国の財政再建(地方における財政再建―「三位一体改革」をどう生かすか;諸外国における財政再建成功例の要因分析)
著者等紹介
貝塚啓明[カイズカケイメイ]
1963年東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。中央大学研究開発機構教授(経済学博士)。専攻、財政学、金融論
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