日本の商業問題

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日本の商業問題

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  • サイズ A5判/ページ数 294p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784641161115
  • NDC分類 672.1
  • Cコード C1063

出版社内容情報

流通・商業研究の泰斗による先見性と現実的問題意識に満ちた研究の果実を精選して,
編集・収録した研究者必読の価値ある論文集。
街づくりから中小小売商問題,流通政策,国際化まで広範な問題をとりあげ,商業の実態変化を的確に捉えている。

   《主な目次》
第1編 流通革命期と中小小売業
 第1章 流通革命期と中小小売業
 第2章 大規模小売店舗法から街づくり3法へ
 第3章 商業構造の変化
第2編 商業と流通の展開
 第4章 流通段階の形成
 第5章 零細小売業の展望
 第6章 小売業の業種構造の展開
 第7章 わが国におけるスーパーの初期的展開
第3編 流通政策の形成と評価
 第8章 大店法の成立
 第9章 競争の動向と公共政策
 第10章 流通政策の形成と評価
 第11章 都市と商業集積
第4編 小売業の国際化
 第12章 小売業の国際化
 第13章 イギリス小売業の展開
 第14章 外国資本の進出とわが国の大規模小売業
 第15章 小売経営技術の移転

内容説明

「各国の流通機構、とくに小売業の構造はどのように展開してきたか」、「それぞれの構成要素である企業は、多数を占める中小企業を含めて、どのような属性をもち、どのように行動したか」、「それぞれにどのような社会的問題が発生し、それぞれにどのような公共政策が形成されてきたか」、これらが著者の研究の中心的な課題である。歴史的、現実的事象を、統計、文献、現地調査等によって把握するとともに、目的に応じて整理すべき枠組みを構成することが念頭に置かれている。

目次

第1編 流通革命期と中小小売業(流通革命期と中小小売業;大規模小売店舗法から街づくり3法へ ほか)
第2編 商業と流通の展開(流通段階の形成;零細小売業の展望 ほか)
第3編 流通政策の形成と評価(大店法の成立;競争の動向と公共政策 ほか)
第4編 小売業の国際化(小売業の国際化;イギリス小売業の展開 ほか)

著者等紹介

鈴木安昭[スズキヤスアキ]
1930年東京都に生まれる。1953年東京商科大学(現一橋大学)卒業。1966年Graduate School of Business,McGill University卒業(M.B.A.)。現在豊橋創造大学学長、青山学院大学名誉教授、商学博士。専攻は商学。主著に『商業の広域診断』同友館、1974年(改訂版、1980年)、『昭和初期の小売商問題』日本経済新聞社、1980年(中小企業研究奨励賞、日本商業学会優秀賞)、『商業論』(共著)有斐閣、1980年、『小売業の地域構造』(P.スコット著、訳書)大明堂、1979年、『新・流通と商業』有斐閣、1993年(改訂版補訂、1999年)、その他多数
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