出版社内容情報
★★ママ・パパが絶大な信頼を寄せる保育士てぃ先生推薦!★★
――なぜ子どもは言うことを聞いてくれないの?
それは、【子どもの心が成長している証】です。
3歳と5歳では、伝わる言葉が全く違います。
発達心理の専門家が【子どもの社会性】の観点から、0歳~6歳の心の発達をわかりやすく解説。すぐに実践できる【子どもとのコミュニケーションのコツ】を伝授します。
子どもを知れば、子育ての悩みは消える!――てぃ先生
▼こんな【子育てのお悩み】を持つ方におすすめ
・うちの子、友達がいない! だいじょうぶかな…
・いつもぐずぐずして不機嫌
・あきらめられずに泣き騒ぐ
・嫌なことはしなくていいと思っている
・自分のやりたいことができないと怒る
・「ぜったいイヤだ!」と言い張る
子どもの一見「困った姿」ですが、「●歳になると、~がわかるようになる、できるようになる」という発達過程を示しながら、どんな言葉や対応をしたらいいかを解説しています。
※発達過程はあくまでも目安です。発達には個人差があります。
◆こんなときどうする?◆買い物に行って、欲しいおもちゃがなかった時に泣きわめく子
その場をなんとか納めたい気持ちからしかるのではなく、3歳くらいなら「残念だね」「しかたがないね」と「あきらめる」ことを伝えて気持ちをコントロールできるように促していきましょう。また、4歳頃には「~かもしれない」ということばがわかってくるので、事前に「ほしいおもちゃがないかもしれないね」と伝えておくとよいでしょう。
●【子どもの社会性】が育っていないと、どうなる?
「相手を拒絶し、認めない、受け入れない」「決まった人以外と接するのが苦手」「断れず、言いなりになってしまう」「何事にも積極的になれない」「人に頼ることができない」「気持ちをうまく表現できず、誤解され、あげく、嫌われる」…といったことにつながります。相手を尊重しつつ、自分で考え、決定し、行動できる子に育てるためにはどうしたらいいか、大人ができることを教えます。
●【発達過程表】で子どもの社会性の発達がよくわかる
2歳頃、「自分で」という意識をもつ → 3歳頃、順番を意識し始める → 4歳頃、人の内面(感情)に気づき始める → 5歳頃、自他の能力の違いに気づく ……年齢によってどんな行動に「自我の発達」が表れているのか、【発達過程表】にまとめました。
「自我の発達」のほか、「愛着の形成」「感情の育ちと共感」「自立に向けて」「ことばの育ち」の観点で【子どもの心の仕組み】を解説しています。
●大人から見ると「気になる」子どもの姿から、親が心がけるべき【子育て10か条】をしっかり解説!
※本書は、保育者向け『0歳~6歳 子どもの社会性の発達と保育の本』(2015年発売)を保護者向けに調整・一部加筆したものです。
内容説明
「ぐずぐず不機嫌」「思い通りにしたがる」「ルールが守れない」…そうだったのか!「子どもの心がわからない!」…と、思ったら読む本。親から見ると「気になる」子どもの姿から、心がけるべき視点「子育て10か条」と、子どもの社会性の発達を「愛着の形成」「感情の育ちと共感」「自我の育ち」「自立に向けて」「ことばの育ち」の観点でわかりやすく解説。それぞれ「発達過程表」付き。
目次
序章 「気になる子」の姿から導く 子育て10か条
1章 愛着の形成
2章 感情の育ちと共感
3章 自我の育ち
4章 自立に向けて
5章 ことばの育ち
著者等紹介
湯汲英史[ユクミエイシ]
公認心理師・精神保健福祉士・言語聴覚士。早稲田大学第一文学部心理学専攻卒。公益社団法人発達協会常務理事、練馬区保育園の巡回指導員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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