出版社内容情報
私たちの生活と密接にかかわっている行政。その行政の現実と行政学の理論を,基礎的な知識に絞って,丁寧に解説した定番テキストの新版。初版刊行後の行政の実態の変化を反映し,行政学研究の進展も踏まえて,全面的に改訂している。公務員試験対策にも最適。
内容説明
私たちの生活と密接にかかわっている行政。行政を知ることは世の中のしくみを知ることであり、そのメカニズムを理解することは、社会生活を送るうえでも非常に有益です。本書は、そうした行政の現実や行政学の理論を、日本の行政の実態に即して、基礎的な知識や考え方に絞って、丁寧に説明します。
目次
第1部 行政と行政学(行政とは何か―政府の活動としての行政;大きくなる政府の役割―近代官僚制と行政国家化;行政学はどのような学問か―行政学の成立と展開 ほか)
第2部 執政制度と行政制度(国と自治体を動かすしくみ―執政制度;政府の姿―行政組織制度;行政を担う人々―公務員制度 ほか)
第3部 公共政策と行政活動(行政活動をデザインする―政策の調査と立案;法律・条例をつくる―多面的合意形成の技術;予算をつくる―限られた時間と効率的な決定 ほか)
著者等紹介
伊藤正次[イトウマサツグ]
1972年東京都に生まれる。現在、東京都立大学大学院法学政治学研究科教授(行政学、都市行政論)
出雲明子[イズモアキコ]
1976年広島県に生まれる。現在、明治大学専門職大学院ガバナンス研究科教授(行政学、公共政策)
手塚洋輔[テズカヨウスケ]
1977年東京都に生まれる。現在、大阪公立大学大学院法学研究科教授(行政学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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