内容説明
「政治の話」はデモクラシーの資本たりうるか。日々人々の間で行われる「政治の話」は、政治態度や政治行動にどのような影響を与え、また民主主義を機能させるうえでいかなる効果を持つのか。本書は、これらのテーマについて、世論調査データを用いた統計分析や、サーベイ実験により実証的に明らかにする。
目次
民主政における「政治の話」が果たす役割
第1部 「政治の話」に関する問い(政治的会話の問い;政治的議論の問い)
第2部 政治的会話の実証分析(政治的会話の構造;政治的会話の抵抗感;政治的会話の動機 ほか)
第3部 政治的議論の実証分析(政治的議論の効果―ミニ・パブリックスに基づく検証;政治的議論の効果の持続性)
「政治の話」はデモクラシーの資本たりうるか
著者等紹介
横山智哉[ヨコヤマトモヤ]
2010年、学習院大学文学部心理学科卒業。現在、金沢大学人間社会研究域法学系講師。専門は、政治コミュニケーション論、政治行動論、社会心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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