豊臣五奉行と家康―関ヶ原合戦をめぐる権力闘争

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豊臣五奉行と家康―関ヶ原合戦をめぐる権力闘争

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  • サイズ 46判/ページ数 253p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784760154432
  • NDC分類 210.48
  • Cコード C0021

出版社内容情報

五大老とともに豊臣政権を運営した存在として、教科書などでもおなじみの五奉行。とくに、石田三成は「関ヶ原の戦い」で徳川家康に戦いを挑み、敗れ去ったことで有名であるが、それ以外の四人――浅野長政、長束正家、前田玄以、増田長盛――について語られることは少ない。しかし彼らは、秀吉からの抜擢に応えるだけの実力を持ち、秀吉の天下統一と没後の政権維持に多大な貢献をした重要家臣団だったのだ。
本書では豊臣政権を支え続けた五奉行たちの、知られざる来歴や活躍、政権運営における五大老との職掌分担や家康との対立から、「関ヶ原」そしてその後の人生に至るまでを、最新の研究成果に基づいて読み解いていく。歴史の敗者として語られがちな存在に光を当てることで、もう一つの歴史が見えてくる!

内容説明

秀吉を支えた五人の武将の知られざる来歴。豊臣政権での活躍から、家康との対立、そして、関ヶ原に散るまで…歴史に咲いた「あだ花」たちの光芒。

目次

第1章 五奉行たちの来歴
第2章 秀吉の天下統一と五奉行
第3章 秀吉死後の情勢と五奉行の成立
第4章 関ヶ原合戦開戦と五奉行
第5章 関ヶ原本戦の激闘
第6章 関ヶ原合戦後の五奉行

著者等紹介

渡邊大門[ワタナベダイモン]
1967年神奈川県生まれ。佛教大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。現在、株式会社歴史と文化の研究所代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

パトラッシュ

106
豊臣家の五奉行は歴史物にも登場するが、石田三成以外の名前や来歴を知る人は少ない。秀吉の天下取りに伴う検地や兵站に従事し、家康ら五大老の下で行政実務担当の官僚というイメージでとらえられてきたが、五大老と相互に格下扱いするほど実権が大きかったとは。また秀吉死後に武断派大名が三成襲撃を企んで家康の屋敷に逃げたとされる有名な事件も、明確な史料がないとは驚きだった。朝鮮出兵もあり天下泰平には遠い時期に、最終決戦である関ケ原へ向けての権力闘争の裏側が見えてきて面白い。五奉行を描く今村翔吾の連載小説を読む参考にもなる。2022/07/02

ほうすう

15
豊臣政権の五奉行の来歴や動向を中心に関ケ原前後の政治情勢をとらえたもの。五奉行と五大老の職掌・七将襲撃事件は訴訟であった・石田三成と上杉の連携作戦はなかったなどは研究史などを踏まえ分かりやすく解説されていた。 ただ全体的にはどこかかゆいところに手が届かないといった解説が多い。(五奉行に関しては史料的制約があるのも理解はするけれど。) また小早川の裏切りの場面に関しては文章が分かりにくい。結局開戦当初から裏切ったということでよいのだろうか。引用した「堀文書」の当該箇所をもう少しまとめて引用してほしかった。2022/08/01

K.H.

12
いわゆる「五奉行」を中心とした豊臣政権末期の歴史。五大老と五奉行がそれぞれ相手を格下扱いしていたというのが面白い。五奉行たちは「年寄り」を自称していて、五大老側を「奉行」としていたとのことである。また、五奉行と家康の対立という構図も、「三成襲撃事件」の内実も見直しを迫られている。大河ドラマを見なくなって久しいけど、近頃はこの辺りどう描かれているのだろう。2024/01/04

メチコ

12
五大老と比べると、どうも知識があやふやな五奉行(三成は別)。 というわけで、もう少し理解を深めたいと思い手に取ったのですが… うん、初心者が触れるにはまだ早かったようだΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン 全体的に物語調になっていればよかったんだけど、現時点で判明していることが淡々と記述されていて、しかもよくわかっていないこともまだまだ多いという… 読んでいて「ちょいとしんどいな」と感じたということは、私の知識がまだまだ浅いということなんだろうな。2023/02/24

カール

7
豊臣政権を支えた五奉行。彼らの一生を中心に置き、豊臣政権下で増長する家康に対して、彼ら五奉行はどのように接したのか。そして、秀吉や利家死去後の豊臣政権内による権力闘争についてまとめられたものになる。秀吉死去から関ケ原の戦い、そして江戸幕府の成立までの流れって教科書ではあっさりと流されているから、この様な権力闘争が政権内で行われていた事について学べたのは有意義だと思う。抑圧的な豊臣政権だがその内情は不安定であり、朝鮮出兵や秀次切腹による豊臣一門衆の不在からより顕著化し、その隙をついた家康の政治的手腕が光る。2023/02/17

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