目次
序章 著作権法の意義
第1章 著作物(著作権の客体)
第2章 著作権の主体
第3章 著作権の内容
第4章 取引の対象としての著作権
第5章 著作権の発生・消滅と保護期間
第6章 著作者人格権
第7章 著作隣接権
第8章 侵害と救済
著者等紹介
中山信弘[ナカヤマノブヒロ]
1945年浜松にて出生。1969年東京大学法学部卒業。現在、弁護士、明治大学特任教授、東京大学名誉教授。知的財産戦略本部本部員、産業構造審議会委員、工業所有権審議会委員、文化審議会委員、関税・外国為替等審議会委員、(財)知的財産研究所会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまやま
5
ベルヌ条約を基礎に成り立っている現行の著作権法システムがデジタル・ネット社会という変化に対応できるのか、法と実態が乖離しているのではないかという疑問を抱きつつ、スタンダードな教科書を書くというのはなかなか難しい作業であっただろうと推測する。「金だけで説明できないインセンティブ」がどのように知的財産法に影響するか、著作権法制度を過信するな、というのも中山先生らしい。GAFA寡占の結果、著作権者はプラットフォーマーの言うがままに作品を提供するのか、「著作権法の憂鬱」の時代に、気を取り直して執筆とのこと。 2019/09/05
takao
1
ふむ2019/12/02
抹茶ケーキ
1
教科書。序章のあたりで、社会や他の法律との関連が強調されているところが印象に残った。これまで読んできた教科書と違うところがいくつか。どっちが支持されてるんだろう。2017/02/13
memoria0808
0
論理的だとは感じるのだが、いかんせん「べき論」が多すぎて実務的なところとは乖離しちゃってる側面がある。そういう本だと割り切って読むにはいいし、非常に勉強にはなるのだが、仕事で使うならコンメンかなあ。2020/02/13