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内容説明
映画、マンガ、小説、新聞記事から22のテーマを選び、「対話」方式や「ゼミナール」方式、そして大胆な「たとえ話」などを使いこなして、思いきりおもしろく解説。
目次
1 人としての基本的な権利(校則は拘束?―子どもの人権;欲しいのはまず選挙権―外国人の権利;わたしの秘密―プライバシー権;何の自己決定か?―自己決定権;再婚は半年後?―法の下の平等1 ほか)
2 民主政治のしくみ(皇室外交?―天皇;人権の条件―平和主義;両院は車の両輪―国会1;民の声 vox Dei?―国会2;首相の選び方―内閣 ほか)
著者等紹介
初宿正典[シヤケマサノリ]
1947(昭和22)年生まれ。1971(昭和46)年京都大学法学部卒業。現在、京都大学大学院法学研究科教授
高橋正俊[タカハシマサトシ]
1947(昭和22)年生まれ。1969(昭和44)年東北大学法学部卒業。現在、京都産業大学法科大学院教授
米沢広一[ヨネザワコウイチ]
1951(昭和26)年生まれ。1975(昭和50)年京都大学法学部卒業。現在、大阪市立大学大学院法学研究科教授
棟居快行[ムネスエトシユキ]
1955(昭和30)年生まれ。1978(昭和53)年東京大学法学部卒業。現在、大阪大学大学院高等司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽん教授(非実在系)
1
素材となるテーマ自体が面白く、かつわかりやすい調子の説明ですらすら読める。また、問いかけ的な構成になっているため本の内容を学生に強制しているわけではないことも良い。とはいえ、章によって出来不出来の差がけっこうあったり政治的偏りや「天皇は明治憲法下では外交を思うがままに出来た」といった歴史的事実としてアウトな記述も散見されたが、そこは憲法学の専門家に他の分野の知識を要求するのは酷ということで目をつぶるしかない。2014/04/07
くにお
1
憲法改正議論が活発になってきたので、勉強のために図書館で借りて読んだ。とてもわかりやすい。だからと言って解釈の押し付けでなく、問題意識を持たせることに注力していると感じた。みんな読むべし。2013/10/07
蘭丸
0
一般教養の日本国憲法の講義のために読んだ本。憲法の知識は殆ど無かったけど、分かりやすくて良かった。2015/01/09
yuki
0
小説や映画の引用・対話形式等いくつかの卑近な例を引っ張ってきて、一般国民の憲法との接点をわかりやすく説明。 新書を読む感覚で、教養として読む分にはおもしろく読めると思う。しかし、これから憲法を学んでいく人にとっては入門にもなっていないまめ知識ほどの内容だと感じた。学習したい人には、すこし難しく感じたとしてもいわゆる基本書と呼ばれるものをおすすめする。2013/06/10
叔嗣(しゅくし)
0
入門書なら、『外国人参政権で、永住している在日朝鮮人にも選挙権を与えるべきなんじゃないでしょうか』なんて持論を乗せる必要はないと思います。2013/04/28
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