内容説明
社会福祉の卒業論文やレポートを書く前に読んでほしい研究案内です。第1・2部では、社会福祉を研究するうえで必須の基礎知識から設計・手順までを、丁寧に解説します。第3部では、さまざまな研究事例を、著者本人が研究方法から解説します。社会福祉研究を志す人は必携のテキストです。
目次
第1部 社会福祉研究とは何か(なぜ、何を研究するのか―学問の一分野としての社会福祉研究;現場の視点と研究の視点―現場における研究の意味;先人に学ぶ―研究レビューの進め方とレビュー論文の書き方 ほか)
第2部 研究の設計と手順(研究をどう設計するか―研究課題の設定とその手順;仮説の構築と検証の手続き―仮説を作ること、データから確かめること;研究資料の収集と分析―「研究方法」の選択)
第3部 研究事例に学ぶ(量的調査データの実証分析―多変量解析を用いた介護保険制度評価;インタビューによる質的研究―高齢者介護の現実世界へのアプローチ;ミクロレベルの評価分析―障害者の行動療法の有効性 ほか)
著者等紹介
岩田正美[イワタマサミ]
日本女子大学人間社会学部教授
小林良二[コバヤシリョウジ]
東洋大学社会学部教授
中谷陽明[ナカタニヨウメイ]
日本女子大学人間社会学部助教授
稲葉昭英[イナバアキヒデ]
首都大学東京都市教養学部助教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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