出版社内容情報
これまでの発掘調査・研究によって、5000年前の良渚古城の宮殿区、城壁、縄文、外郭構造や洪水防止機能を持つ高度な城郭水利システムの存在が明らかとなった。
中国最古の文明の実像にせまる。
内容説明
これまでの発掘調査・研究によって、5000年前の良渚古城の宮殿区、城壁、城門、外郭構造や洪水防止機能を持つ高度な外郭水利システムの存在が明らかとなった。中国最古の文明の実像にせまる。
目次
第一章 良渚とは
第二章 良渚文化の形成背景と起因(5500B.P.の気候変動と生業モデルの革命;集落の拡散と移転)
第三章 最初期の江南(人工土台という集落形態の形成;点状に密集分布した集落;集落群の形成)
第四章 集落の等級と社会(基礎集落の構造と社会編成の変革;二級集落の構造と分析;一級集落の構造と分析)
第五章 権力と信仰
著者等紹介
王寧遠[オウネイエン]
中国浙江省文物考古研究所研究員。海塩仙壇廟、嘉興姚家山、安吉芝里などの遺跡発掘を主導。良渚古城及びその水利システムの考古学プロジェクトリーダー
陳文君[チンブンクン]
中国浙江外国語学院副教授。上海外国語大学日本語言語文学博士(文学)取得
家城亜裕実[イエキアユミ]
上海外国語大学日本語言語文学博士(文学)取得。主に日本語言語学の研究や、教材の開発出版(『日語視聴説教程』上海理工大学出版社2021など)に従事
葉山起久枝[ハヤマキクエ]
浙江外国語学院日本語講師。明治学院大学文学部フランス文学科卒。浙江科技大学中国語国際教育修士修了。日本の語学学校、高等学校での中国語講師を経て中国での日本語教育に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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