いれずみ(文身)の人類学 (新装版)

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いれずみ(文身)の人類学 (新装版)

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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784639027836
  • NDC分類 383.7
  • Cコード C0021

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りー

30
習俗としての文身(入れ墨)について、古代日本、アイヌ、琉球、台湾、南洋諸島を調査した多くの文献から引用し、考察した本。著者自身が医師であることから、ダイバー耳「外耳道外骨腫」に着目し、海士・海女の文化圏と文身の文化圏が重なるという指摘をしていたのが面白かった。何故文身をするのか?という本来の理由は分からなくなっており、装飾、結婚、死後の世界への導き、海難を呪的に防ぐ…が伝承としてかすかに残っている。アイヌは切傷に、その他は刺傷に墨やチタン、水銀などを刷り込むことが淡々と記されていて「ひぃ~。」と唸った。2022/05/30

jackbdc

6
文献の引用により日本近隣の文身(いれずみ)文化史をまとめたもの。個人的に文身は不思議だと感じる。痛くて消せないし、人に嫌がられる事もあるのに入れる人がいるのは何故か。場所や時代を問わず様々な所に文化として存在しているのは何故だろう。通読により謎は解決しなかったが、文身の捉え処の無さが人間存在の捉え処の無さに起因するのだろうと、無理やりな自己解釈でとりあえず落着させる。個人的な妄想かもしれなが、文身の表現形態に、江戸中期以降の都市型(対1)と、縄文アイヌ又は農村的共同体型(対N)という構造の違いを感じた。2021/11/20

みゃお

3
アイヌ文化や沖縄文化に興味があって 折につけ触れてきた。 経緯は 異なるのに、似たような習慣があるのは、面白い。 いれずみ(分身)も そのひとつ。 いれずみを表記する漢字が、多数あるのは この本で初めて知りました。2021/09/20

Go Extreme

2
日本の文身習俗:縄文時代の文身 縄文時代仁文身習俗があったか 縄文時代の海人 ダイバーの職業病 弥生時代の文身 日本最古の文身の記録 古墳時代の文身 文献に表れた文身 埴輪と文身 古代以降の文身 江戸時代の文身 日本周辺の文身習俗:アイヌの文身 琉球の文身(針突) 台湾高山族(高砂族)の文身 ミクロネシアの文身 医学と人類学の周辺:文身と習俗 イレズミの異名 文身の頻度 文身を施す部位 文身の医学 文身の組織学的所見 文身の合併症 東アジアの文身習俗 文身習俗の地域差 日本と周辺地域の文身2021/10/25

とりもり

0
まず、いれずみを「文身」と表記することを知らなかった。黥面土器の存在から縄文人も文身をしていたのは確実だと思っていたが、そう事は単純でもないようで、なかなか興味深い。弥生時代以降、江戸時代より前の文身についてあまり触れられていないのは残念。世界の風習についてもアイヌ、琉球および一部東南アジアに記述が限定されており、ちょっと物足りない。習俗としての文身が滅びつつあるのは事実で、もう少しその文化的価値については再考してもいいのではないかと思った。★★★☆☆2021/09/30

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