内容説明
古代から現代に続く日本人の信仰と供養の系譜!日本人の信仰を語る上で欠かすことのできない高野山。高野山をこの世の浄土と見立てる高野山信仰について、その成立とその後の展開の様子を、各時代の政治・宗教・社会情勢との関係から解き明かす。
目次
はじめに―本書の問題意識と構成
第1章 高野山信仰の成立―『高野山往生伝』を中心に
第2章 高野山における聖方の成立
第3章 江戸時代の高野山信仰
第4章 江戸時代の聖方寺院
第5章 供養帳にみる高野山信仰の展開
著者等紹介
村上弘子[ムラカミヒロコ]
1958年生まれ。1985年明治大学大学院文学研究科博士前期課程修了。1990年渡独、1995年帰国。2006年明治大学大学院文学研究科博士後期課程修了。同年、博士(史学・明治大学)。現在、荒川区街づくり記録誌編さん嘱託員・真言宗智山年表編纂室編纂委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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