内容説明
医療分野での放射線の利用について、実際に治療を受ける患者を想定し、個々の技術と手法を、病例に即してやさしく解説。1項目ごとに読み切りで、基礎的な知識から、放射線による診断、放射性物質を用いた医学、粒子線を用いた先端的ながん治療まで、放射線と医療に関する広範な話題を66の項目に分けて紹介した。
目次
第1章 やさしい放射線の基礎知識
第2章 放射線の検査・診断への利用
第3章 放射性同位元素を利用した医療
第4章 放射線を使った治療
第5章 新しい放射線治療
第6章 放射線を使った医療の安全性
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぬ
1
放射線医学総合研究所に見学に行った時にもらったもの。偉い専門家の先生方に指導もして頂いたが、当時高1だった私達には難し過ぎて、寝ている人が多かった。もったいない。2011/03/09
zousan
0
放射線に関する勉強会の内容を理解するために読みました。一般の人にわかりやすい言い回しで書かれているため,さらっと読めます。また,一つ一つの内容も見開き2ページから4ページくらいにまとめられているのも読みやすいです。巻末にはより詳しく知りたい人のために,資料の紹介もあります。図とその説明だけを読んでもわかるように工夫されており,わかりやすい良い本だと思いましたが,図書館の閉架書庫にあったことには驚きました。2014/09/24
スエ
0
医療技術の進歩はものすごい。ガンが怖くなくなる日が、いつか来るかも。2009/05/11