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出版社内容情報
琵琶湖のウミとオカの生活が交差し合う風景に着目する筆者が,丸子船の生活誌,船頭らの昔語りを検証。目次 舟景とはなにか(ウミとオカの交差【ほか】) ウミと船頭(ケシキを読む【ほか】) 積み荷の山・里 水辺の環境変動と環境観 丸子船の再生 離合の舟景
内容説明
琵琶湖に生きた船頭、船大工、山師、漁師、山主、瓦屋、鬼師、土屋、肥料屋たちのひと昔―。舟景とは、舟をなかだちとしてあらわれるウミとオカが交差し合う風景のことである。地域文化の再生への道のりを視野にいれて、丸子船を駆ったかつての生活の重なりを掘り起こす民俗学の試み。
目次
第1章 舟景とはなにか
第2章 ウミと船頭
第3章 積み荷の山・里
第4章 水辺の環境変動と環境観
第5章 丸子船の再生
終章 離合の舟景