日本神話の「謎」を歩く―幾千年の時空の彼方へ

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日本神話の「謎」を歩く―幾千年の時空の彼方へ

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  • サイズ A5判/ページ数 267p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784635820936
  • NDC分類 210.3
  • Cコード C0021

内容説明

36ルートを詳細ガイド。記紀神話を机上体験!全国450カ所以上の伝承地を取材。書き下ろし・撮り下ろしの最新日本神話探訪ガイドが誕生。

目次

第1章 神代の時代(淡路島―イザナキとイザナミの国生みの舞台 なぜ国のはじまりが淡路島なのか?;出雲―イザナミが葬られた黄泉の国 なぜ出雲は「黄泉の国」にされてしまったのか? ほか)
第2章 王権のはじまり(宮崎―日向三代から神武天皇生誕の地へ 神武天皇は本当に日向の国に生まれたのか?;大阪~和歌山―「神武東征」の舞台(前編) 「神武東征」はどこまで信じていいのか? ほか)
第3章 邪馬台国はどこ?(佐賀~福岡―邪馬台国への行程記事をたどる 『魏志』「倭人伝」の行程記事をどう読むべきか?;佐賀~福岡―邪馬台国はここだ!(九州説その1) 筑後川流域が邪馬台国だった?! ほか)
第4章 統一王朝のはじまり(大阪―巨大古墳群を歩く 大仙陵古墳に葬られているのは誰なのか?;韓国―任那、新羅に残る古代遺跡 朝鮮半島は倭国の歴史にどう関わったのか? ほか)
第5章 奈良から平安の都へ(奈良―混迷する平城の都 聖武天皇はなぜ平城京から逃げ出したのか?;京都―怨霊渦巻く平安の都 桓武天皇はなぜ平安京に遷都したのか? ほか)

著者等紹介

藤井勝彦[フジイカツヒコ]
1955年、大阪生まれ。歴史紀行作家・写真家。編集プロダクション・フリーポート企画代表を経て、2012年より著述業に専念。日本および中国の古代史関連の書籍を多数出版している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Kentaro

41
不弥国や投馬国、邪馬台国はどこにあったのかわからぬじまいだ。九州説派は九州内に投馬国、邪馬台国があったと主張するが、畿内大和説派は備前、備中、備後の他、出雲、丹後、但馬などに点在させてその後に続く邪馬台国を大和へ導いている。そもそも、邪馬台国が畿内大和にあったとみなす風潮は江戸時代までは定説であった。これに初めて反論したのが本居宣長であった。宣長は他国に朝貢した卑弥呼が皇室につながるものとは信じたくなかったので、大和に比定することを拒否し、邪馬台国は筑後あたりの熊襲で卑弥呼はその女酋長であったとしたのだ。2020/04/21

竜玄葉潤

3
謎を歩くが,謎は解けない。やっぱ、自分が行かねば。行っても謎は解けないだろうが。2022/03/05

inaryoXD11

1
古代史の舞台(と言われる所)を回るのにあるといい本。史跡を回る36ものルートとその歴史背景が解説されていて、写真も多く、ぜひ行ってみたくなる。中にはだいぶん前に逆に回っまたルートもあり、懐かしかった。 珍しく、関裕二氏の説を引用しています。いろんな説を紹介していて、古代史初心者が読むのにちょうどよいですね。2020/03/13

コギコギ555

0
写真も多く、項目ごとにさくっとまとまっているので読みやすい。2021/02/24

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