内容説明
人の手に頼らない、睡眠を妨げない、患者と創に優しい。“動的外力”を排除する、これがこれからの体位変換。
目次
1 「体位変換」の意義を再考する(体位変換の意味と意義―体位変換は静的外力を排除するが動的外力を加える;褥瘡の創のアセスメントと外力の影響)
2 創への影響(動的外力の排除)の配慮した体位変換の方法とそのエビデンス(創に優しい「人の手による」体位変換;自動体位変換マットレス(人の手による体位変換“なし”)の検討―オスカー)
3 褥瘡治療に必要な知識と手法(新しい局所治療法;陰圧療法とメッシュ植皮(動的外力を完全排除する!) ほか)
4 ケースが教える悪化のサイン・軽快のサイン(深い褥瘡の治癒期間;ケース紹介)
著者等紹介
大浦武彦[オオウラタケヒコ]
北海道大学名誉教授、褥瘡・創傷治癒研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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