子どもたちには危険がいっぱい―自然体験活動から「危険を見ぬく力」を学ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 261p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784635520003
  • NDC分類 374.9
  • Cコード C0075

内容説明

野外活動の重要性が叫ばれている現在、真に必要なことは、子どもたちの「生きる力」の育成である。

目次

第1章 見逃される危険
第2章 事故は現場の責任か
第3章 教育という発想が事故を生む
第4章 危険が見えない親たち
第5章 子どもがさらされる本当の危険
第6章 自然の中に「危険」はない
第7章 子どもを危険回避の主体に
第8章 計画と発想を問い直す

著者等紹介

村越真[ムラコシシン]
1960年生まれ。南極観測隊員であった父や山好きの母に連れられ、小学生のころから登山や野外活動に親しむ。十四歳の時からオリエンテーリングを始め、十九歳のとき、全日本選手権を獲得、以後三十三歳の時まで十五連覇。筑波大学大学院でスポーツ心理学・認知心理学を学び、88年より静岡大学に勤務。人間のナヴィゲーション能力や読図等の、自然環境の中での知的活動の背景にある人間の能力を研究している。また野外活動の実技、特別活動論・教育心理学等の講義を担当、体験活動に伴う危険への対処などを教えている
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