出版社内容情報
はやみね かおる[ハヤミネ カオル]
著・文・その他
藤浪 智之[フジナミ トモユキ]
著・文・その他
K2商会[ケーツーショウカイ]
著・文・その他
内容説明
大富豪・星菱大造氏が所有する、呪われた宝石『リンデンの薔薇』が盗まれた!事件はあらかじめ予告状を出していた怪盗クイーンの仕業かと思われたが、どうやら謎のサーカス団が関与しているらしい―。新米の私立探偵として、「セブン・リング・サーカス」の公演会場にやってきた「きみ」は、関係者から話を聞き、いろいろな謎や暗号を解きながら事件の真相に迫る。自分の行動によって物語が変化していく、『怪盗クイーンはサーカスがお好き』のゲームブック!はやみねかおる書き下ろし「怪盗クイーンは休暇がお好き」収録。
著者等紹介
はやみねかおる[ハヤミネカオル]
1964年、三重県に生まれる。三重大学教育学部を卒業後、小学校の教師となり、クラスの本ぎらいの子どもたちを夢中にさせる本をさがすうちに、みずから書きはじめる。「怪盗道化師」で第30回講談社児童文学新人賞に入選
藤浪智之[フジナミトモユキ]
TVゲームのシナリオや、テーブルトークRPG・アナログゲームのデザインなどで活動。ゲームブックも長年愛好し、執筆や制作協力も多数手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
9
小学生の頃、岩清水刑事みたいにRDにお世話してもらえる自分、偶然ジョーカーに助けてもらって友だちになる自分、ヤウズと一緒に皇帝のところで修行する自分、クイーンのピンチをさっそうと助ける自分を想像してた。(クイーンのピンチは上手く想像できなかったし、今はもっとできない)もしあのときにこの本を読んでたら、さらに重症化してただろうな〜 2022/09/04
Reino
2
映画を観た帰りに購入。 青い鳥文庫で昔読んだ記憶が蘇りつつ(スタイリー井上の竹馬が妙に懐かしかった)、オリジナルキャラとして自分で物語の世界に潜っていけることが、とても楽しかった。 ゲームブックを読むのは何年振りかも分からないけど、今でも楽しめる強い形式なんだな、と感じた。 書き下ろしは、映画を観た後の方が良さそうなほど、映画のトーンに近い重めの話で、映画の直後に読む方が楽しめただろう。 BDを買っているので、再度観た後にまた読みたい。2022/07/05
ぱめ
1
小説版、映画版にアレンジを加えた展開で面白かった。はやみね先生書き下ろしパートでは小説・映画の補完もされていてとても面白かった。2024/07/23
しじみのたわごと
1
ゲームブックを遊ぶのは子供時代ぶり。怪盗クイーンらしさもゲームブックならではの面白さもあり、楽しい読書体験を久しぶりにできて満足。初回は探偵エンドでした。妙に好戦的な選択肢が多いことから「もしかしてあるのか?」と思った某ルートが本当にあるらしいので、二週目も遊んでみたい。2022/06/28
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- 和書
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