剱の守人―富山県警察山岳警備隊

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剱の守人―富山県警察山岳警備隊

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  • サイズ 46判/ページ数 352p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784635172141
  • NDC分類 786.1
  • Cコード C0075

出版社内容情報

国内屈指の山岳レスキュー部隊、 富山県警察山岳警備隊を追う

日本百名山のなかで、技術的に最も難しい山として知られる剱岳。
この地で登山者の安全を守り続けている富山県警察山岳警備隊の今を、徹底取材のもとに紹介する。

夏の間、剱沢警備派出所に勤務する隊員たちのなにげない日常から、アイゼン、ピッケル、ロープ、登攀具を駆使した本番さながらの厳しい訓練、死と隣り合わせのレスキュー現場など、最新情報を密着取材。
山岳警備隊の発足の経緯や登山史に残る悲惨な遭難事例と救助の実態、そして芦峅寺ガイドから受け継ぐ伝統など、50年以上のレスキューの歴史も振りかえる。
さらに近年の遭難事例を紹介して徹底検証。

登山者としては絶対にお世話になりたくないけれど、いざというときにとても頼りになるレスキュー部隊の実態を描いたルポルタージュ。

内容説明

山の遭難が多発する今こそ知りたい山岳救助の現実と隊員たちの思い。国内屈指の山岳レスキュー部隊を山岳ライター・小林千穂が密着取材。

目次

第1章 本番さながら、夏の想定訓練
第2章 富山県警察山岳警備隊とは
第3章 夏の長い日
第4章 警備隊の原点
第5章 命と命のはざまで
第6章 空か地上か
第7章 剱岳の冬
第8章 より安全な山のために
第9章 新しい山のシーズン

著者等紹介

小林千穂[コバヤシチホ]
山岳ライター。両親の影響で子どものころから山に親しみ、里山歩きから雪山登攀まで幅広く登山を楽しむ。北アルプス涸沢ヒュッテ従業員、山岳写真家のアシスタントを経て編集プロダクションに入社。現在はフリーの編集者・ライターとして活動し、『山と溪谷』をはじめとした山岳雑誌に寄稿。公益社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイド(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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roatsu

16
富山県警山岳警備隊の最新の活動実態と隊員達の群像を描く迫真のルポ。著者自身も登山家で、剱・立山を始めとした舞台となる富山の山々、訓練風景や救助活動の様相と隊員達が見せる心意気や哀歓、昭和30年代の創設以来多くの過酷な救助体験や登山を巡る時代の変化を受け変遷し、未来へと続くだろう警備隊の歩み等を緻密かつ情感豊かな筆致で描き切っている。装備や救助方法が変化しても山岳警備隊を志しそこに在籍する人々が一貫して持つ真心と優しさは不変であり、全登山者はこうした方々が救助の前線を担っている事実を胸に刻んで山と向き合うべ2024/01/15

やっちゃん

10
いつも読んでるミステリの刑事もいいが、山岳警備隊も負けず劣らずカッコいいではないか。おじさんも若かったら挑戦したいくらいバイタリティ溢れるいい仕事だと思った。ガイドの千穂ちゃんが著者なんだ、ドキュメントもなかなか良いではないか。2024/05/13

Yetina

7
昔、山で同行者が怪我をして富山山岳警備隊のお世話になった。その時の隊員の名前を見つけ、思わず購入。まだ現役で活躍されているのだな〜と感慨深いものがありました。 普段から厳しい訓練を重ねている事は知っていたが、その訓練や実際の救助の様子、警備隊の歴史、そして近年初の女性隊員が入隊したことなど、興味深く読みました。 人を助ける仕事、本当に大変な仕事ですが、これからも頑張って欲しいです。2024/11/11

chuji

4
久喜市立中央図書館の本。2024年1月初版。書き下ろし。富山県警察山岳警備隊 の一年にわたる取材に基づくルポルタージュ。山岳警備隊の小説はいくつか読んだことがあるが、流石にルポは凄い。著者も凄いと思ったら、公益社団法人日本山岳ガイド協会認定登山ガイドでした。2024/02/27

ふらら

3
小林千穂さんの一年にわたる取材。山岳警備隊の歴史や訓練についてよく分かりました。自身も山に行くので、遭難しないように安全のために引き返す勇気が必要と再確認。遭難したくてする人はいないはず。「試練と憧れ」剣岳だけでなく、山に対して謙虚な気持ちを持ち続けよう。2024/08/11

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