出版社内容情報
恋愛対象外だと思って夜這いを仕掛けたら返り討ちにされて溺愛されました!?
「おまえに触れているんだ、楽しくないわけがないだろう?」
オトナな国王陛下×初恋純情王女
ゴードウィンの王女ルーティシアは友好国レイノルドの王・ヴァレリーを幼い頃から慕っていたが、
年上の彼に相手にしてもらえず思いつめて夜這いをしかける。
「かわいいよ、大丈夫だから、触らせて」
思いの丈を訴えて抱かれた翌朝、思いがけなく彼からプロポーズを受ける。
ヴァレリーから見れば責任を取っただけの結婚でも、
これから良い妻になって好かれようと意気込むルーティシアだが、
彼に隠し子がいるらしいと気付き―――!?
内容説明
ゴードウィンの王女ルーティシアは友好国レイノルドの王、ヴァレリーを幼い頃から慕っていたが、年上の彼に相手にしてもらえず思いつめて夜這いをしかける。「かわいいよ、大丈夫だから、触らせて」思いの丈を訴えて抱かれた翌朝、思いがけなく彼からプロポーズを受ける。ヴァレリーから見れば責任を取っただけの結婚でも、これから良い妻になって好かれようと意気込むルーティシアだが、彼に隠し子がいるらしいと気付き!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
つきも
7
媚薬うんぬん関係なく夜這いの時点でアウトだけどね。まぁそんな始まりだったので、相手に何も求めないヒロインの気持ちはわからなくもないな。ヒロインと一緒になって、隠し子を疑ったり、好きと言われないことに心を痛めたりして、それなりに楽しめたけど、やっぱり根本に歳の離れすぎてるカップルは自分はあまり得意じゃないということがわかった作品でもあった。私が国民なら「新しい国王は随分若い子が好きなのね…」と間違いなく思う。2021/06/25
十六夜
6
子供の頃から隣国のヒーローに片思いしてきた王女ヒロイン。母から恋は結婚後にしろ、父からそろそろおまえの結婚相手を決める、と言われたために、長年の片思いが高じて、来訪中の国王ヒーローに媚薬を持って夜這いをかけるという振り切れた行動に出る。年上ヒーローは年齢を理由に断ろうとするも、押し切られて彼女を抱いて、翌朝即ヒロイン父に結婚を打診。帰国と同時にヒロインも連れて行くという早業を披露。ヒロインはヒーロー優しいから責任とって娶ってくれたのだなと思い込んだり、隠し子疑惑も出てくるけど、最後はしっかりハピエン。2021/05/14