ヤマケイ文庫<br> 岩魚の休日―釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿

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ヤマケイ文庫
岩魚の休日―釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿

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  • サイズ 文庫判/ページ数 236p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784635049771
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C0176

出版社内容情報

桂歌丸師匠の伝説の釣り名著、復活!
ユーモアたっぷりの渓流語りをご堪能あれ

〝釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿〟
ご存じ、桂歌丸師匠がユーモアたっぷりに綴った釣りエッセイの名作『イワナの休日~ちょっとうるさい釣り行脚』(1986年・リヨン社=二見書房)をヤマケイ文庫にて復刊!

まるで歌丸師匠の落語を楽しむようにスラスラ、クスクスと読める文章が満載です。

内容説明

高座はもちろん、お茶の間でも大人気だった落語家、桂歌丸師匠は、溪流釣りにどっぷりとはまっていた。その魅力を自身でユーモアたっぷりに綴ったエッセイ集が本書だ。奥利根に大イワナをもとめる話を中心とした「溪流釣行記」、釣り師のいのちという「道具・餌談義」、少年時代の釣りから、ワカサギ、タナゴの釣りまで語る「海・川・湖沼遍歴」の三章からなる本書には、釣り師・歌丸が炸裂している。

目次

1章 溪流釣行記―奥利根に、めざすイワナをもとめて(溪流釣りの魅力;私の釣り場さがし;秘蔵の川 ほか)
2章 道具・餌談義―道具と餌は釣り師のいのち(道具じまん;なじみの店;キジ騒動 ほか)
3章 海・川・湖沼遍歴―おかしな、おかしな釣り行脚(少年時代;メダカ釣り;短気者 ほか)

著者等紹介

桂歌丸[カツラウタマル]
1936年神奈川県横浜市生まれ。本名、椎名巌。落語家。1951年、古今亭今輔に入門。1968年、桂歌丸として真打昇進。出囃子は「大漁節」。公益社団法人落語芸術協会五代目会長、横浜にぎわい座二代目館長などを歴任。演芸番組「笑点」(日本テレビ)の放送開始から大喜利メンバーとして出演、2006年5月から2016年5月まで五代目司会者を務め、勇退後は終身名誉司会者に就任した(没後は永世名誉司会者となる)。2007年には旭日小綬章を受賞。2018年7月、慢性閉塞性肺疾患により死去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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Shoji

28
歌丸師匠による釣りエッセイ。とにかく「釣りキチ」。スジガネ入りの釣りキチだったようで、ワカサギを1000匹釣り、40センチ越えの岩魚を釣りあげたそうだ。熊におそわれても猿に襲われても、生き餌を自家養殖して家人近隣に迷惑をかけても、とにかく釣りファースト。釣りと自然をこよなく愛した歌丸師匠の座右の銘は「釣れてよし、釣れなくてよし、人生竿一竿」。釣りも人生も達観したいい言葉だ。師匠は趣味人として素敵な人生を全うされたようです。2024/06/25

yyrn

23
釣りはしたことがなくても十分に楽しい本だった。落語家の桂歌丸師匠(2018年没81歳)の壮年時代の釣り談義で86年初版の復刻本。落語のマクラ話しやラジオトークをまとめたような、釣りに魅了された男が嬉々として語る40話が収まっている。笑点を見ていただけでは気づかない話ばかり。▼これを読むと、人は趣味なしには生きられない生き物なのかとも思うし、趣味が高ずれば、ここまでハマるのか、凝るのか、とも驚く。落語の修行同様に釣り名人から技を盗む話などは面白く、また登場する釣り仲間たちとの交友録も読んでいて楽しかった。2024/01/18

緋莢

16
図書館本。1986年に刊行されたものに、『リバーウォーク』編集長である若林輝の解説を収録して文庫化。この本を見かけて、著者が釣り好きだったと知り驚きました。 渓流釣りを始めたきっかけ、熊と遭遇したなど『歌丸極上人生』でも書かれているエピソードがありましたが<石と水、この二つを調べれば、ヤマメがいるかどうかはだいたいわかります。理屈でなく、カンで判断がつくわけです>という釣り場探しのエピソード、遠隔地の場合は、<地図を見て、めざす沢の近くにある村落に電話をかけます。 もちろん、見ず知らずの家にです。>(続く2024/05/05

スプリント

11
軽妙な文章で在りし日の歌丸師匠が忍ばれます。 かなりの釣り師だったのですね。 くすっとするエピソードだけでなく環境保全や釣り師としてのあり方なども書かれていて考えさせられます。2023/11/06

みじんこ

5
道具や餌、様々なエピソード(熊の話は驚かされる)も含めた歌丸師匠の釣りに関する来歴を知る。自分で調べ、落語と同様に熟練者の技を盗み、様々なこだわりを持って向き合ってきたことが分かる。当然釣れた方が面白いのだろうと思う一方、解説にもあったが釣れなくてもそこで過ごす時間に意味があるという点を重視していることも分かる。子供の頃の自分は釣りに行っても何もかからないと実に退屈だったものだが、今行けば感じ方も異なるだろうか。最後には環境保全や釣り師としてのマナーについても述べており、今なお心に留める必要があるだろう。2023/10/06

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