内容説明
今日、その限界が語られながらも私たちの暮らしにかかわりつづける国家。現代社会における国家の意味を考える。
目次
序章 現代国家の正統性を問う
国民国家と帝国のはざま―展開する二十世紀アメリカ合衆国国家
ジャコバン的共和国と外国人―フランス零年の歴史社会学
補論 フランスの現代国家―諸相と展開
スウェーデン福祉国家における正統性の危機
社会主義を演技した国家―ソ連国家再考
補論 現代国家ソ連の発展とその解体
イスラム国家から国民国家へ―トルコにおける国家の正統性をめぐって
ラテンアメリカの国家とその危機
植民地国家の正当性―イギリス・インド帝国の場合
終章 現代国家の正統性と危機―二十世紀ヨーロッパ史から
著者等紹介
木村靖二[キムラセイジ]
1943年生まれ。現在、東京大学大学院人文社会系研究科教授
中野隆生[ナカノタカオ]
1949年生まれ。現在、東京都立大学人文学部教授
中嶋毅[ナカシマタケシ]
1960年生まれ。現在、東京都立大学人文学部助教授
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感想・レビュー
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- 和書
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