内容説明
時代を象徴する社会の出来事や日々出会うさまざまな問題をとおしてキリスト教とは何かを問う。
目次
第1章 運命について
第2章 赤い人の手紙(一八五四年)
第3章 マザー・テレサに学ぶ
第4章 キリスト教徒(クリスチャン)とは―挫折の光
第5章 かかわりの道―自立性と依存性をめぐって
第6章 時の幅の恵み―復活の秘義をめぐって
第7章 希望の根拠―昇天と聖霊降臨の間
著者等紹介
粕谷甲一[カスヤコウイチ]
1923年インド、コルカタ市に生まれる。1944年受洗。1950年東京カトリック神学院入学。1951年オーストリアインスブルックに留学。1957年スイスバールにて叙階。1959年帰国。浅草教会、アリの町教会で司牧。1961年真生会館館長、カトリック学生連盟指導司祭。1967~1982年青年海外協力隊勤務。1995年~NPO法人「芝の会」理事長。2011年2月9日帰天(87歳)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yumicomachi
2
やさしい言葉でキリスト教教義の深いところを語る講話集の第1巻。大きな文字、ソフトカバーの新書版というのも読みやすい。2018/02/05
坂井信生
1
「キリスト教とは何か」を探求するとか、紹介・解説するというのではなく、著者の粕谷神父が残した講話の数々をとおして「キリスト教とは何か」が示され、伝わってくる。説法や説教ではなく講話、「神父様による教え」というのではなく「神父様のお話」という感じ。自然でやさしく、でも深みがある。 手軽に読み進めて、でもずっしりとした読みごたえがありました。2024/12/14
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