内容説明
桃園結義の地、官渡や赤壁の古戦場、成都の武侯祠、三国志の子孫の村。中国各地に点在するゆかりの地を訪ね、今に生きる三国志の世界を紹介する。
目次
第1部 三国志の歴史(三国志のあけぼの;乱世の姦雄、天下に挑む;臥龍飛翔の刻;江東の小覇王 ほか)
第2部 三国志の旅(桃園結義;曹魏古跡;三顧の礼と赤壁大戦;孫呉の地 ほか)
著者等紹介
渡邉義浩[ワタナベヨシヒロ]
1962年生。筑波大学大学院博士課程歴史・人類学研究科修了。文学博士。現在、大東文化大学文学部教授
田中靖彦[タナカヤスヒコ]
1977年生。東京大学教養学部地域文化研究科卒業。現在、東京大学大学院総合文化研究科博士課程。修士学位論文「三国人物評価と王朝正統論争―北宋期における曹操悪人説の形成について」で第1回一高記念賞受賞(2004年3月)
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感想・レビュー
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BIN
9
三国志の現地の写真が多く掲載されているのかなと期待して読みましたが、ちょっと少なめ。後世に建てられてものが多いですが、それでも文革で壊されているするので、ほんと文革はひどい。魏延の石人石馬のことなどマニアックなネタも多く勉強にはなる。太史慈の墓に布団はジモッピー(笑)。最初に三国志について渡邉先生の解説があるが、いつもの名士論なのでげんなり。2022/02/20
うみ
5
現地に行けない民には、なんともありがたき1冊。赤壁じゃー! 古隆中じゃー!長坂坡じゃー! と、荒い鼻息とともに読了。逆光の曹操騎馬像の写真がめちゃくちゃかっこいい。桃園結義の石板、いいなあ。……ん? 太史慈の墓に、ふ、布団が……😱2021/02/09
ユキ@うろちょろ
0
三国志に出てくる著名な場所の写真紀行。1章では三国志の流れについても載せる。