出版社内容情報
大津 透[オオツ トオル]
著・文・その他
久留島 典子[クルシマ ノリコ]
著・文・その他
藤田 覚[フジタ サトル]
著・文・その他
伊藤 之雄[イトウ ユキオ]
著・文・その他
内容説明
誰にでも読みやすく、2冊で日本史の全体像を把握できる!高等学校の教科書『新日本史(改訂版)』をベースに、一般の読者を対象として、時代像をとらえやすく叙述。さらに、時代の理解の助けとなるようなコラムを挿入。下、18世紀~21世紀。
目次
第9章 幕藩体制の動揺
第10章 近代国家の成立
第11章 立憲国家の成立と日清・日露戦争
第12章 大正デモクラシーと政党政治
第13章 第二次世界大戦と日本
第14章 占領と国際復帰
第15章 55年体制と高度経済成長
第16章 冷戦の終了と55年体制の崩壊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
84
新日本史の下巻ですが、むかしと異なり(わたしの持っている本は1990年頃の出版)最近の状況まで書かれています。55年体制の崩壊ということでの自民党単独の政権が途切れまたバブルの頃や世界金融危機の状況も描かれています。今後は最近の状況というのは世界史も日本史の分類もなく世界史総合という科目で今年から教えているということですとね。その教科書も読んでみたい気がします。2022/09/30
壱萬参仟縁
55
高校日本史との違いは、ポツダム宣言の後、戦後にならない書き方だったこと。この本の方が、私はよいと思う。あまりに、紋切り型すぎて、敗戦の辺りの書き方次第で、今の日本人の歴史観に影響する気もしているので。2022/10/16
mikarin
24
上下に分かれているので下から。日本人が知らないと言われる幕末から現代にかけてが一冊に収まっています。良いか悪いかの判断は別として起こったことを順番に知ることが出来て良かったです。ずっと読んでいると「いい時代」なんて実は無いじゃないかと。いつの時代も人々は醜く争い、それでも何とか生き延びてきたんだなと思いました。明治からずっと藩閥政治というか特に長州閥の人たちが幅を利かせててそれが現代にもまだ続いてるじゃん!と気づいてしまった。勝てば官軍て本当だな。2023/02/09
ツキノ
20
2022年7月発行。下巻も上巻同様江戸時代のみ読む。よしながふみ『大奥』効果で人物が血の通った人として活字から浮かび上がる。男女逆転だけれど。三男がちょうどこの時代から定期テストが出題されるというので、江戸の三大改革をまとめてみたり。2022/12/12
takao
3
ふむ2022/10/02