目次
第1章 テューダー朝の開幕
第2章 イングランド宗教改革
第3章 エリザベスの治世
第4章 ピューリタン革命前の社会と文化
第5章 初期ステュアート朝の展開
第6章 ピューリタン革命
第7章 王政復古と名誉革命
第8章 ハノーヴァ朝の安定
第9章 改革と革命の時代の開幕
第10章 18世紀の社会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
てれまこし
7
イギリス史は学校世界史でもだいぶん習わされるんだが、やっぱり当時書かれたものを理解するにはあまりに表面的な知識だ。イギリス人は実際的な人々だというイメージがあるが、イギリスの近世で大きな問題になったのは宗教。精力的な王様であったヘンリー八世が上から宗教改革を進めたという事情があって、国教会、ピューリタンなどの非国教徒、カトリックという三つ巴の関係がある。辺境の島国の位置と関係して、反カトリックとナショナリズムが結びついていて、これが世襲の国王の正統性や外交関係にも絡んでくる。近代史の祖型は実はかなり特殊。2023/03/19
のうの
0
12014/03/27