歴史の転換期<br> 1683年 近世世界の変容

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歴史の転換期
1683年 近世世界の変容

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  • サイズ B6判/ページ数 270p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784634445079
  • NDC分類 209
  • Cコード C1322

出版社内容情報

オスマン帝国のウィーン包囲失敗など近世アジア諸帝国が陰りをみせはじめた時代に登場する新たな時代の息吹を、様々な視点から紹介1683年、オスマン帝国のウィーン包囲失敗に象徴されるように、近世アジア諸帝国は陰りをみせはじめた。そこに登場する近代社会の萌芽を形作る新たな時代の息吹を、貿易・植民地・宗教・法や社会の視点から紹介する。

島田 竜登[シマダ リュウト]
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内容説明

バブルの時代から安定成長の時代へ。現代に通じる転換期の実像を追う。

目次

総論 近世世界の変容
1章 アジア海上貿易の転換(オランダのアジア貿易;中国ジャンク船貿易の台頭 ほか)
2章 あるアルメニア人改宗者の遍歴にみる宗教と近世社会(西アジアの東西大国とアルメニア人;あるアルメニア人改宗者の生涯 ほか)
3章 海賊と先住民に悩まされるスペイン領ユカタン植民地(海賊とカンペチェ港;ログウッド伐採者 ほか)
4章 中国福建省の社会空間(汀州府知府王廷〓の治績;地方士大夫李世熊の行動 ほか)
5章 近世西欧諸国のアメリカ植民地体制における法と経済(近世西欧における植民地・貿易・法の関係;イギリスの航海法と旧植民地体制 ほか)

著者等紹介

島田竜登[シマダリュウト]
1972年生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科博士後期課程退学、Ph.D.(ライデン大学)専攻、南・東南アジア史、アジア経済史、グローバル・ヒストリー。東京大学大学院人文社会系研究科准教授

守川知子[モリカワトモコ]
1972年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程研究指導認定退学、博士(文学)専攻、イラン史、西アジア社会史。東京大学大学院人文社会系研究科准教授

伏見岳志[フシミタケシ]
1972年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)専攻、大西洋史、ラテンアメリカ史。慶應義塾大学商学部准教授

三木聰[ミキサトシ]
1951年生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学、博士(文学)専攻、中国明清史。北海道大学名誉教授

川分圭子[カワワケケイコ]
1963年生まれ。京都大学大学院文学研究科博士後期課程退学、博士(文学大学)専攻、イギリス近代史。京都府立大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ピオリーヌ

10
この17世紀後半の時期、世界各地の社会は変容し、近世前期から近世後期へと時代は進み、銀に象徴されるきらびやかな社会から、銅が印象づけるがごとき、庶民が社会の主体となる時代へ移ったという。本書が取り扱う範囲としてはアジア海上貿易、キリスト教からシーア派ムスリムへと改宗したアルメニア人、スペイン領ユカタン、福建省の社会空間、航海法をはじめとした近世西欧諸国の法と経済があげられる。読みごたえあり。2021/07/31

MUNEKAZ

4
1683年ごろを境とし、近世世界が徐々に変容していった様を描いた論集。グローバル・ヒストリーを意識し、経済面からのアプローチが多いのだが、各論相互の連環というよりは各地域史を等間隔で並べた感もありちょっとイマイチ。ただグローバルな規模での覇権が、スペインやオランダからイギリスに移りつつある様子はよくわかる。この時代は日本で言うなら綱吉の治世、確かに近世世界のターニングポイントの一つではあるのだろう。2019/01/06

天婦羅★三杯酢

1
歴史の山川が「世界史」とはひと味違う「グローバル・ヒストリー」を読み解くシリーズとして刊行されていた本。誰かのつぶやきに触発されて読んだ。あるひとつの年をあげて、正確にその年だけを扱うという訳では無い。しかし確かに中心になる年、いくつかの出来事があり、それに向けた、或いはそれを機に広がった何かが波紋を広げて世界のあり方を大きく変えていく、そんな試み。読んだ感想としては、殆どが知らないエピソードで、逆に世界ってこういう事も起こりながら進んでいたのかとひたすら蒙を啓かれる思いがした。2019/11/20

みいしゃ

1
なぜこのトピックを選んだのか考えると奥が深い。なぜ、1648年を選んでいないのか、とか、論点がもりもり。2019/05/10

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