甘酒のほん―知る、味わう、たずねる

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甘酒のほん―知る、味わう、たずねる

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  • サイズ 46判/ページ数 160p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784634152328
  • NDC分類 588.51
  • Cコード C2077

出版社内容情報

古くて新しい発酵飲料「甘酒」の、奥深くて豊かな世界にご案内。今日まで日本人の健康を支えてきた「飲む点滴」としての魅力や発酵のしくみ、神代から今日につながる歴史、さらに日々の暮らしや旅先での新しい楽しみ方などを紹介する。


甘酒は、私たち日本人の“財産”ともいえる、魅力あふれる発酵飲料です。
なんといっても、第一の魅力はそのおいしさ。砂糖はまったく使わないのに、滋味豊かな甘みと旨みがあり、独特のとろみがあって喉越しがやさしい。
さらに甘酒は、人間の体に必要なビタミン類や必須アミノ酸、食物繊維などがたっぷり含まれており「飲む点滴」「飲む美容液」と称されるほど、体にいい飲みものです。
それだけではなく、甘酒はお米と麹で簡単につくれるという特徴もあります。近年の発酵ブームもあいまって、今や全国約600もの製造元で、1200種類もの製品がつくられているともいわれていますが、それらを楽しむのはもちろん、自分好みの甘酒を手づくりすることもできるのです。

おいしく、そして体にもよく、お年寄りから子どもまで安心して飲めて、家庭で手軽にできる。
そのような甘酒の魅力や活用法を、この本にギュッと凝縮してご紹介します。
まず1章では、甘酒の種類や成分、美容・健康効果についてくわしく見ていきます。甘酒ができる過程もわかりやすくお話しするので、発酵のしくみについても理解を深めていただけるでしょう。
続く2章では、甘酒の歴史に迫ります。甘酒が古くから日本人の暮らしと密接に結びつき、大事な役割を果たしてきたことに気づいていただけるはずです。
次の3章で、甘酒のつくり方や甘酒を使ったレシピ、アレンジドリンクなどをたっぷりお伝えしますので、ぜひ参考にして、甘酒ライフを楽しんでください。
最後に4章で、全国各地に残る甘酒を用いたお祭りをご紹介していきます。ユニークなお祭りの様子を味わい、日本人と甘酒のかかわりについて思いを馳せていただけたら嬉しいです。

おいしく奥深く、そして豊かな甘酒の世界へご案内しましょう!

内容説明

甘くておいしい甘酒はいかがですか?古くて新しい発酵飲料「甘酒」の、奥深くて豊かな世界にご案内。

目次

1章 甘酒と発酵を知る(甘酒ってどんな飲みもの?;甘酒が「飲む点滴」といわれる理由 ほか)
2章 甘酒の歴史を知る(甘酒は、いつどうやって生まれたの?;奈良時代以降に見られる甘酒 ほか)
3章 甘酒をつくる、味わう(基本の甘酒;米麹だけでつくる甘酒 ほか)
4章 甘酒の祭りをたずねる(埼玉・秩父 猪鼻熊野神社の伝統ある奇祭、甘酒こぼし;愛知・西尾 室神明社のユニークな神事、お櫃割 ほか)

著者等紹介

藤井寛[フジイヒロシ]
甘酒探求家/発酵牧場株式会社代表取締役。東京農業大学応用生物化学部醸造科学科卒業。同大学大学院農学研究科食品栄養学専攻博士前期課程修了。幼い頃から祖父の漬けた漬物や、手づくりの味噌、母親が日常的につくっていた甘酒など、発酵食品に親しみのある環境で育つ。甘酒づくり歴27年、日本全国の蔵元・醸造元のリストなど甘酒にまつわる情報を収集し発信するウェブサイト「あまざけ.com」を運営。甘酒は日本が誇る発酵食品であるという信念のもと、各地の甘酒を探し求めるとともに発酵文化の発信をおこなう。講演会やセミナー、テレビ、雑誌などで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

乱読家 護る会支持!

4
●甘酒は「飲む点滴」「飲む美容液」と称される体にいい飲みもの。体内で合成できない9種類の必須アミノ酸、ビタミン類、食物繊維、酵素などがたっぷり含まれており、疲労回復、細胞の活性化、免疫力や代謝の向上などの健康効果が得られる。 ●米+麹+水 → 麹甘酒(ノンアルコール)。酒粕+砂糖+水 → 酒粕甘酒(微量のアルコールが含まれる)。お祭りや行事でふるまわれるのは簡単にできる酒粕甘酒。スーパなどで一般に流通している甘酒は多くが麹甘酒。 ●甘酒の原型は古事記、日本書紀に登場。万葉集には甘酒らしき飲み物が登場。2023/10/09

どらいち

2
作者である藤井さんの甘酒愛あふれる一冊。化学的知見と文化的知見の両面から、こういった本にありがちな論文調になることなく、わかりやすく解説してくれている。『飲む点滴』といわれる所以もストンと頭に入ってきた。日本書紀にも登場しているという甘酒の原型、味わってみたいけど多分あんまりおいしくないんだろうなって思いました。時代的に温度管理とか難しそうだし。とにかく隠れた名著ですね。2024/05/12

つじつじ

1
甘酒の栄養や歴史、アレンジ料理など紹介されていて、甘酒への愛に溢れてました。甘酒作ろ。2023/07/10

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