出版社内容情報
「天空の城」竹田城はじめ、全国のお城の中で、年々関心が高まっている日本全国の「山城」を、初心者から通まで楽しめるように解説。読者の多くが「実際に山城を訪ねたい」と感じていることから、歩くことを徹底的に指南する。
内容説明
厳選20城!竹田城・小谷城・山中城・月山富田城・岩村城ほか。縄張図が大きく、コース・見どころが理解しやすい!1城ごとに、専門家がやさしく遺構を解説!
目次
山城基礎講座
1章 山城を楽しむ
2章 大名の居城
3章 攻城戦の舞台
4章 発掘整備が進む城
5章 石造りの山城
著者等紹介
小和田哲男[オワダテツオ]
昭和19年(1944)、静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士課程修了。静岡大学名誉教授、日本城郭協会理事長。日本中世史(特に戦国時代)を専門に研究しており、日本の城郭にも造詣が深い。NHK大河ドラマ「秀吉」、「功名が辻」、「おんな城主 直虎」、「麒麟がくる」などの時代考証を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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月をみるもの
13
最近「レイリ」の聖地訪問ということで新府城と高天神城を訪れたのだが、虎口とか馬出しとか堀切とかいう用語が全然わからないので勉強のためによんだ。次は満を持して岩殿山城に登って富士山をみるのだ。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B2%A9%E6%AE%BF%E5%B1%B1%E5%9F%8E2023/06/04
takao
3
いいね。2020/07/28
ohmi_jin
2
隠れているかはともかく、日本の山城を縄張り図や写真とともに降るカラーで堪能できる本。行ったことがある城も多かったが、持参して再訪してみたい。2020/12/22
イエテイ
1
解説に写真やイラストがふんだんに使われていてとても分かりやすい。「堀切」「横堀」「馬出」など城用語の勉強になります。春日山城と高天神城にはぜひ登ってみたい。2020/12/09
kaz
1
図書館の内容紹介は『竹田城、小谷城、山中城…。戦国から近世までの山城の中から20城を厳選。1城ごとに専門家が、縄張図や復元イラスト、写真を交えて遺構をやさしく解説し、見どころ&撮影ポイントも示す。データ:2020年6月現在』。石垣が無ければ城だったと意識できないところもいくつか。プロの眼で見ればすぐにわかるのだろう。天守閣など無くても、こういった場所からのかつての城主の視界を想像するのも楽しいだろう。 2020/10/28