出版社内容情報
ネット世論やフェイクニュースによる煽動はどのように形成されるのか。歴史、政治からコミュニケーション理論や社会心理学まで触れながら、オンラインの世界をより透明性が高く民主的にするための道筋を示す。
【目次】
内容説明
ソーシャル・メディアと陰謀論者、情報機関、そして嘘を現実に変えようとする者たち。すべての力がAIによって過剰供給される世界。プロパガンダやフェイクニュースによる煽動はどのように行なわれるのか。歴史、政治からコミュニケーション理論や社会心理学まで触れながら、オンラインの世界に透明性を確保し民主的にするための道筋を示す。
目次
はじめに 力、影響力、嘘そして真実
パート1(製造機とマシン;トレンドになれば真実になる;グル、親友、プロパガンディスト;群衆伝染 合意、集団の力)
パート2(「ビッグ・ライ」をプロパガンダする;エージェント・オブ・インフルエンス;ウイルス、ワクチン、バイラリティ;ファンタジー産業複合体;進むべき道)
著者等紹介
ディレスタ,ルネ[ディレスタ,ルネ] [DiResta,Ren´ee]
ITの悪用を研究、教育、方針指導する学際的プログラム、スタンフォード・インターネット・オブザーバトリーのテクニカル・リサーチ・マネージャー。デジタル時代における噂の拡散、プロパガンダの増加、人々が意見を交わす場の再形成を研究している。ロシア、中国、イランなど他国の勢力による地政学的キャンペーン分析をはじめ、2021年1月6日米議事堂襲撃事件へとつながる選挙関連の噂の調査、健康関連の誤情報や陰謀論を広める米国内のインフルエンサーについての研究などの経験を持つ。『アトランティック』誌、『WIRED』誌の寄稿者。数々の学術誌に署名記事が掲載されている
岸川由美[キシカワユミ]
英国ニューカッスル大学英語教育法修士課程修了。文芸、ノンフィクション等の翻訳を手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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