内容説明
良心vs自己愛。ホッブズ、ヒューム、アダム・スミス、J・S・ミル、ダーウィンなど、近代イギリスを生きた思想家たちが格闘した闘いに迫り、議論の流れを一望する。利己心についての補論を加えた新編集版。
目次
第1章 誕生―ケンブリッジ・プラトニスト、シャフツベリ
第2章 第一の完成―ジョゼフ・バトラー
第3章 転回―ハチスン、ヒューム
第4章 第二の完成―アダム・スミス
第5章 終焉―J.S.ミル、ダーウィン
補論―近代イギリス道徳哲学における利己心の問題
著者等紹介
柘植尚則[ツゲヒサノリ]
1964年、大阪生まれ。大阪大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。北海学園大学経済学部助教授を経て、慶應義塾大学教授。専門は倫理学、思想史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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